それは急な知らせだった



熱にうなされた布団の中で




それはさらに悪化させる最悪のメディアだった








友人が一人消えた





こんな事を書くのも不謹慎だ




しかしあいつが存在していたことを知ってほしい






そいつは地元で小中高とバンドをやっていた





小さな田舎町だったがなかなか音楽に熱い奴で





数少ないベーシストだった







大学になってから連絡はあまり取ってなかったが




お互いにバンド活動して上手くなって地元でまた集まって一緒にやろうと約束をしたのに







なぜ…







訳が分からない





やり場のない感情が溢れ出て




熱はさらに高くなるのを感じる









ここに書くことは不愉快な印象を受ける人もいるだろう






でも知って欲しかったのだ




そういう奴がいた事を




どうしても






本当に失礼しました






ここに追悼の念を
















もう嫌だ