椎名林檎のデヴュー作『無罪モラトリアム』と『勝訴ストリップ』の関係を、やはり大好きなThe Bandの『Music From Big Pink』と『The Band』と対比し、共に衝撃的なデヴューからの2作品として比べてみたい(大嘘)♬

 
ザ・バンドでいう「Tears of Rage」であって…

#01「正しい街」1999
もうイントロから勝った印象だ。歪ませた歌声とギターの音、肯定の優しさと決別する決意。百地浜と室見川を知らなくても切なくなる。
 
 
 
 
1999『無罪モラトリアム』
 
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01  正しい街
02  歌舞伎町の女王
03  丸ノ内サディスティック
04  幸福論 (悦楽編)
05  茜さす 帰路照らされど…
06  シドと白昼夢
07  積木遊び
08  ここでキスして。
09  同じ夜
10  警告
11  モルヒネ
 
 

 
 

#05「茜さす 帰路照らされど…」
もうタイトルでフォール勝ち。シングル・カップリング曲の「眩暈」にも似た歌い方。ザ・バンドは素晴らしいボーカルが3人いたけれど、椎名林檎は7色?数えたことはないけど、声色・キャラを変えて色々な表情を見せる天才♬
 
ちなみにザ・バンドのファーストだと「The Weight」の位置(だからどうしたって?)
 
 
 

#07「積木遊び」
いつでも削除されてもおかしくない公式ビデオ・DVDの映像だ。ファンクっぽい三連符のとこが気持ちいい。艶のある軽い巻き舌も良い♬  このアルバムの殆どの曲が高校生の年齢で書かれているのも驚愕の事実。
 
 
 

#09「同じ夜」2000年下克上エクスタシー@NHKホールライブ音源
この歌にハマってた時あったなあ。歌詞が凄い。自身が高校生の時なんて、何にも考えてなかったのが笑える。笑うしかない♬
 
飛び交う人の批評に 自己実現を図り
戸惑うこれの根源に 尋ねる行為を忘れ
 
彷徨う夢の天神に 生温さを望み
行き交う人の大半に 素早く注目をさせ