「あはがり」朝崎郁恵(新日本風土記より)
 
〈奄美の言葉の歌詞〉作詞:朝崎郁恵、作曲:奄美民謡
 
はるいいい 浮世…仮島に何時(いてぃ)がでぃむ 居らりゅむぃ
情けあれぃよ 仮那(はなやでぃ)くぬ世ばょ うさむぃれぃがでぃ
 
(すいでぇ)水や水車めぐり またん あわそう
てぃきのう あはがりしーやでぃ たましゃうどぅてぃ
 
いきゃしゃん くとぅあてぃむ 天とや大地や
てぃきぬあはがりしやでぇぇ たましゃうどぅてい
 
[意訳]
この世は神様からいただいた仮の世
いつまでとどまって居られましょうか
命を敬い生きていきなさい この世の生をなし終えるまで
時はめぐる 水車のように だからまためぐり会える
月あかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かす
どのようなことがあろうとも 天と大地の間
月あかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かす
 
 

 
新日本風土記はNHKのBS放送らしく、2011年の4月1日という、東北がそれどころじゃない時期のスタートなんですね。一度も見たこと無いです。
 
でも奄美の唄者、朝崎郁恵さんの唄は、素晴らしいと思います。今日まで知らなかったのは俺くらいなの…?
 
 
 
 
「ぺカンベ ウク」安東ウメ子 Pekambe Uk
 
「菱の実採りの歌」伴奏はトンコリといわれるスティック状の弦楽器      ♠︎ 
 
北海道帯広市フシココタン出身のアイヌの音楽家。ムックリ(口琴)と、ウポポ(唄)の名手です。
 
 イフンケとはアイヌの子守唄 2001年発売
 
 
 
 
2018『IFUNKE』(2018年バージョン)
 

 
 
2003年の『神唄祭り』という奄美のイベントで、奄美の唄者の朝崎郁恵さんと、アイヌのウポポの安東ウメ子さんが出会ったそうです。
 
お互いに、自分たちの唄っている歌がとても似ていることにビックリ。奄美もアイヌも「譜面」が無く、全て「口伝」で伝えられているそうです。
 
唄の決まりが無いので、自由にどこから唄っても良いところ。生活の匂いがする日常を歌にしているところ。メロディーもそっくりなものがあったり、意味を調べると、歌詞もそっくりだったようです。
 
「アイヌと奄美は遠いけれど、とても古くからの親戚だと感じていました」朝崎郁恵
 
安東ウメ子さんは2004年に亡くなりました。
 
 
 
 
若い頃の安東さん
 
 
 
 

ラグビーワールドカップ2019JAPAN決勝

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿イングランド vs 南アフリカ🇿🇦

18:00 横浜国際総合競技場