ボブ・ディラン1974年1月リリースの『プラネット・ウェイヴズ』。自分はThe Band解散後に国内盤のレコードを買いました。ディランの歌詞も知りたくての日本盤だった記憶があります。
「Forever Young」邦題は「いつまでも若く」
このアルバムで最も重要な楽曲だと思います。少なくとも俺にはそうです。
アーサー・ビナード氏によって日本語訳された絵本
今から3年前くらいに、この和訳された絵本の存在を知りました。Forever Young が「はじまりの日」と訳されています。えっ?そこから違ってたの?ガーン❗️…
May God bless and keep you always
きみが 手をのばせば
May your wishes all come true
しあわせに とどきますように
May you always do for others
まわりの 人びとと
And let others do for you
たすけあって いけますように
May you build a ladder to the stars
星空へのぼる
And climb on every rung
はしごを 見つけますように
May you stay forever young
毎日が きみの はじまりの日
Forever young, forever young
きょうも あしたも
May you stay forever young
あたらしい きみの はじまりの日
(アーサー・ビナード訳)
ボブ・ディランが自分の息子(ジェイコブ)のために書いた曲らしいのです。だからなのか74年のザ・バンドとのテイクも、普段ガラ声で斜に構えたスタイルのディランが精一杯素直にハッキリと歌っているような気がしますね。
親の祈りでもあり、サビの歌詞なんか人生の指針であり、大人も(俺もね)意識を毎日リセットして、今に正対出来ている人は少ないのかな?フォーエバー・ヤングでまいりましょう。
「Don't Look Back」… Bob Dylan
意識がフレッシュな感じで好きなことに集中することはとても大事。あとは溢れるエナジーも大事。涸れることのないエナジー。集中を切らさないエナジー。何か成すためには体から湧き出るエナジーは最も大事。
ポール・ロジャースの絵本巻末の解説によると、アニメーションのサムネイルになっているページの、ネクタイを締めて座っているのがディランの大先輩のピート・シーガー。最初のページの演奏者はウディ・ガスリーがモデルらしい。
今日も明日も みんなの
素敵な日になりますように