最終回…
同性同士の結婚に、問題提起しつつも、シロさんとケンジの気持ちをきちんと描いていて、現状で出来る事として2人が考えたこととしているのが、とても良かった
私は当事者ではないので、その辺りの制度について当事者としての思いや感情はないけれど、
女のくせに…とか
男のくせに…とか、
そういう表現は好きじゃないし、
人でも動物でも、好きなもの同士一緒にいることが、誰かに迷惑をかけているとは到底思えないので、性別に関係なく現状で言う「結婚」という形が取れるようになると、良いなぁと思う
それに、学校とかの家族構成書く欄も最初から「父」「母」と順に記載されていることについても、随分前から違和感があったから、そうした部分も自ら記入するようになると良いなぁと思う
私が小学生だった頃から、少数ではあったけどシングルマザーやシングルファーザーはいたから、全くそれがない世界で生きてきた訳ではないので、そうした社会が両親揃ってて当たり前的な感覚でいることについて、一定の違和感はずっとあった
親戚を見渡しても、かろうじて婚姻関係を続けているけれど、実生活では全く別の生活をしていたり、冠婚葬祭で親戚が集まった時に、それぞれの夫婦の普段の関係性が現れる様子を見てきていると、「結婚」という形が、全人類?においてperfectない制度になっていないことも、感じるから
そして何より
シロさんとケンジは、そうした制度に頼ることなくお互いを尊重して、愛して、大事に思いやる心を、特にシロさんは表立って出さないけれど、心の中ではずっと温めていて、それを豊かなケンジの感受性でしっかり受け止められている状態が、とても素敵だなぁと思った
私自身、「結婚」という制度を疑うことなく生きてきて、働き続けることよりも、結婚する事の方が当たり前なんだ…という世界で育ってきたから、夫と過ごす中で、自然に結婚してここまできたけれど、我が子が大きくなって、また2人だけの生活も近づいてきているのかと考えると、シロさんとケンジのように、お互いを思いやって過ごしていけるのかな…とちょっと心配にもなる
我が子が巣立っていったとしても、我が家犬達がいてくれて、何かしら騒がしい我が家である事は間違い無いのだけれど、お互い歳をとって老い支度を真剣に考えていかなければならないなぁと思う
私自身、100歳とか物凄く長生きしたい訳では全然なくて、もう少しだけ生きていられると良いなぁと思っているから、私自身の終活はしなくてはと思っているけれど、夫はもしかしたらひ孫まで見たい人かもしれないし😅
そこは、価値観だから上手く共存していけると良いなぁと思う
そして、出来れば私が先に逝きたい
これはずっと思っていること
残されるのは、嫌だ
スッキリ、サッパリ私が先に逝きたい
夫にも、我が子にも、将来的な我が子のパートナーにも迷惑をかけずに、逝きたい
残りの働ける時間と、
終活も合わせて、
さぁ、断捨離、断捨離
捨て活、捨て活!