昨日、こちらのブログを投稿しました。



↑中学三年間をほぼ不登校で過ごした私が色々なものにハマり、それによって心が変わっていったという内容なのですが、この中に出てくる『バーチャルバンド“C”』。このバンドについて、長くなるため自分がなぜ救われたかについてきちんと書けませんでした。このバンドCは、私を不登校から復帰に導いてくれた存在でした。

自己満足にはなりますが、今回は書く対象をCだけに絞って書こうと思います。

Cについては、こんなブログがCの検索結果に引っかかりたくないため、名前をテキスト上で出すことはせずにこのようにCというイニシャルで突き通します。ですが、曲やトーク動画のリンクは貼ろうと思っています。

 



 Cとは何者なのか?


Cは、アメリカのカリフォルニア州に拠点を置くバーチャルバンドです。バーチャルバンドというのは、ドラマーやギタリスト等メンバー自体はアニメキャラで、演奏者や声優が裏方についているバンドのことです。Cにハマる前から私はバーチャルバンドにハマっており、S、Gという2つのバンドを推していました。

Cの特徴として、万人受けしそうな絵柄のキャラデザインをしたメンバー3人に、悲しげで落ち着いた、夜のカフェで流れていそうな曲があります。前回のブログではイニシャルを多用しすぎて、メンバーの名前のイニシャルを書いてしまうと他のと被ってしまうため書きませんでしたが、Pさん、Eさん、Gさんという3人のメンバーがいます(私は箱推しですが、だれか1人に絞れと言われるとPさん推しです)。

作者は、Cのイラスト、キャラデザイン担当でもあり、同時にGさんの声優を務めているアメリカ・カリフォルニア州在住のアニメーター・Tさん。PさんとEさんの声優さんとそのディレクターさんを除き、それ以外は一人でやっているTさん、凄い…


 Cが与えてくれた救い


私がCと出会ったのは、2022年の12月5日。当時中学三年生であり、フラッシュバックに苦しみながらも、2月に控えた受験勉強を頑張っている頃でした。出会ったきっかけは、別のバーチャルバンドで繋がったフォロワーさんが、Cの投稿を拡散していたのが偶然目に止まったからでした。そこからCのSNSをフォローし、曲を漁ったことで、出会ったその日のうちにファンになりました。

まずそこで救われたのが、Cの曲でした。悲しげで落ち着いた曲調もそうですが、歌詞を調べて翻訳してみると、今の私にピッタリだったのでした。


(サビ部分の翻訳)


Time stands still. Time won't heal.

時間が経ったって変わらない。時間は癒してくれやしない。



(ブリッジ部分の翻訳)

I can never forget. The memory hasn't left me.

どうしても忘れられない。どうしても思い出してしまう。


I can never regret. Though I might go down.

でも決して後悔はできない。例え堕落してしまったとしても。


この曲が1番刺さりました。私の翻訳が合ってるかはさておきですが、きっと言いたいことはこういうことなんだろうと思います。


↓この曲のリンク↓


「大丈夫だよ」「頑張れ!」という歌詞よりも、こういう辛い感じの歌詞の方が、「Cもこうなんだ。じゃあ、私だけじゃないんだ!」と励まされました。




次に救われたのが、Cのトーク動画。高校受験が終わった2月の中旬にYouTube上で配信されました。内容は、さっき添付した曲も含めた10曲のアルバムについて1曲1曲語るというものでした。Part1~5まであり、一日1パートずつ5日間にかけて配信されました。1パートごとに2曲、それを5つ、合計10曲を語るという感じです(リアルタイムで見た身としては、5日間にかけてアップされるので、今日はこの曲とこの曲、てことは明日はこの2曲か!楽しみだなぁー!という感情でした( *´꒳`*))。
ショート動画でメンバーが喋ったことはありましたが、こんな風にみっちりトークというのは初めてで、受験頑張ってよかったー!と、当時すごく喜びました。

このトーク動画の中で、PさんとEさんの放った言葉が、きっと二人も意図していない形で私を不登校からの復帰に導くことになりました。


まず、Part2でのPさんの発言でした。


You can do anything you want!

あんたはやりたいことなんでも出来るんだ!


Nobody can stop you!

もう誰もあんたを止めれやしないさ!


Achieve your dreams! AHAHAHA!!

夢いっぱい叶えろよ!あはははっ!


これは、拙い英語力の私でもすぐに聞き取ることが出来ました。

ポジティブな言葉がずっと嫌いで、裏を読んでは後悔していた私が、初めて前向きな言葉を素直に受け取れた瞬間でした。「やりたいことなんでも出来る」なんて根拠の無い言葉ですが、Pさんの言葉だからなのか、グサッと直接刺さりました。この、「やりたいこと」が、当時の私は「学校に復帰すること」だったため、このPさんの言葉によって学校への復帰を前向きに考えるようになったのでした。きっとPさんも意図していなかったと思います(笑)



↑Part2の動画です。右端にいるのがPさん、もう隠さずに言ってしまうと、Paxさんです。サムネからもう夢いっぱい叶えろよ!って言ってくれてますね( ´͈ ᵕ `͈ )
この動画の1:27に、Pさんの発言があります。
ちなみにPaxさんの左、真ん中にいるのがEさん(Eliseさん)で、左端にいるのがGさん(Gaugeさん)です。ここからはイニシャルで統一します(>人<;)



次に救われたのが、Part2からかなり飛んで、最終回のPart5でした。この回ではEさんが放った言葉が、Pさんのさっきの言葉と一緒に私の学校への復帰のブーストになりました。

But what you have to do is fill in the gaps with determination and discipline, 
でもあなたがやらなくちゃいけないことは、決意を持って、自ら試練をこなして心の隙間を埋めることよ。

not just wait for motivation or inspiration to strike you.
モチベーションとか、インスピレーションが降ってくるのをただ待つだけじゃなくてね。

If you can master both, then you're a machine,
どっちともマスターすれば、あなたは最強よ。

you're unstoppable.
もう止められないわ。

(文頭にbutが置かれている理由として、この発言の前までEさんは曲作りに対し「最高のモチベーションが私たちの曲作りを助けてくれた」と言っていたので、あなたはモチベーションが降ってくるのを待つだけじゃなくて自ら行動もしてね!って、言ってくれているんだと思います( ´͈ ᵕ `͈ ))

この文に関しては翻訳がムズすぎるので、自分が解釈している内容で書きました。でもきっと、こういう意味なんだろうなぁと思います。

この「決意を持って自ら試練をこなす」(と解釈した部分)が、私にとっての学校復帰のことなんだなと思い、前のPさんの発言と重なって、「…学校、頑張ってみよう!」という後押しになったのでした。




↑これがPart5の動画です。左端の笑顔なGさん可愛すぎでは…?というのは置いておいて、この動画の3:04くらいにEさんの発言があります。





 Cと出会って(まとめ)


元々、不登校の時から、中学校を卒業したら必ず高校には行きたいなと思っていましたが、不安でいっぱいでした。そんな中、Cというバーチャルバンドに出会って、曲やお喋りに救われて、今こうやって高校に行くことができるようになったことは、とても嬉しい成長だと感じます。Cと出会ってなくても行けた可能性はありますが、希望の量はきっと違ったと思います。

いつか、C本人に直接これを伝えられたらいいなぁと思います。


最後に、Cの曲のリンクと、トーク動画全てを見られるプレイリストを添付しておきます!( *´꒳`*)


曲(アルバム)



曲(シングル)


 
トーク動画イッキ見プレイリスト