音楽を題材にした定番マンガまとめ(クラシック編) | RocheNoir

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こんにちはロッシュノアールです!!


前回に引き続き今回も漫画特集です。


前回はバンドものだったので、今回はクラシックものを紹介します!


まずはこちらから。


のだめカンタービレ



読んだことがなくても、誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
クラシック漫画といえばこれ、という作品です。


ドラマ化や映画化もされ、
主人公千秋真一を玉木宏
ヒロインのだめこと野田恵を上野樹里が演じました。



世界的指揮者を父に持つ才能ある音大生千秋真一が、同じ音大のピアノ科の後輩野田恵と出会い彼女のエキセントリックな行動に翻弄されながらも、何かと関わってくるのだめが徐々に気になるようになる、という流れでストーリーが進んでいきます。


主人公千秋がクールで俺様な性格なのに対し、のだめは自由奔放な変態です。

その2人のやりとりの面白さが本作の魅力の一つです。

また、非常に多くの作曲家・曲が登場します。

私自身も、のだめを見て始めて知って、聴くようになった曲もけっこうあります。

例えばこの「ブラームス 交響曲第1番」





ドラマ版の主題歌となった「ベト7」こと「ベートーベン 交響曲第7番」



他にも多くの名曲が登場しますので、ぜひ漫画を読んで、曲も聞いていただきたいですね!




次はこちら



4月は君の嘘


幼いころから神童ピアニストとして知られた有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、ピアノを全く弾かなくなってしまいます。
そんなある日、彼は同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと出会い、半ば強引にピアノの伴奏を依頼されます。彼女の奔放な行動に翻弄される中で、公生は音楽の世界に戻る決意をします。

音楽を通じてかをりと接するうちに、次第に公生はかをりに好意を抱くようになっていきます。
と、ここまではありがちな青春クラシック漫画ですが、

ラストで泣きます。

ぜひ、最後まで読んでいただきたいです。

私は満喫で全部一気に読んで、泣きました笑

切なさというか、なんともいえない感情がこみ上げてくるようなラストです。

ちなみのこの「4月は君の嘘」は
あのワンピースの作者尾田栄一郎氏が、
絶賛したことで有名になりました。





この一コマに対し、尾田さんは、
「聞こえる音楽。漫画がもっとも苦手なジャンル“音楽”の表現がまあ見事」
とコメントしています。


確かに、多くの漫画では音楽が流れている様子を、
溢れんばかりの五線譜と音符で表現したり、
「ジャーーーーン」や「パアン!」などの擬音語を使ったりしていますが、

「四月は…」では暗闇の中に光の玉を描くことで表現しています!

静寂の中で、はっとするような美しい音色が奏でられている様子が伝わってきますね。


ストーリーももちろんですが、この「聞こえる音楽」をぜひ体験していただけたらと思います。








という感じで、漫画シリーズはこれで終わりたいと思います!

クラシックの方は他にも色々面白い作品があるようなのですが(「ピアノの森」などは有名ですね)、

いかんせん私が読んだことがないので、2作品の紹介にとどめさせていただきました!

普段音楽を耳で聴いている方も、

たまには「目で見る」のもいいかもしれませんね!

それではまた!

ロッシュノアールでした!!(^^)!

最後に「のだめ」より

千秋とのだめによるモーツァルトの連弾です。