昨日(令和元年6月22日)の話になりますが、にしむーが所属する紙芝居集団「かなざわ紙芝居倶楽部」のイベントがありました。
それは、地元の放送局であるMRO北陸放送のアナウンサー・福島彩乃さんの講演&ワークショップです。
コミュニケーション能力を上げたい、福島彩乃さんのお話を聞きたい!という方が何人も参加してくださいました。

にしむーは過去に学童保育に勤めていた頃から紙芝居を上演することがプチ特技なんです。
ついでに付け加えると、この世界では有名な紙芝居師、「のまりん」こと野間成之さんの弟子でもあるのです!
紙芝居を演じる上で、表現力を磨くことやお客さんとのコミュニケーションを図ることは大事なことなので、アナウンサー視点から言葉術を伝授してもらおう、ということで僕も勉強させていただきました。

このブログを読んでいただいたあなただけに、こっそりと大胆に(?)教えるであります!

大事なポイントのさわりの部分を箇条書きでまとめますので、ぜひぜひ参考にしてください!

◯話し上手=「聴き上手」+「褒め上手」+「反論上手」
→「語彙豊かに・スラスラと話すことができる、アナウンサーや落語家を始めとする“シャベリスト”のコトをいうのではナイ

◯自己紹介コーナーで「実は(私)◯◯なんです!」と「もしも◯◯できたら‥」という話題は、初対面の人の心の壁を取っ払いやすい

◯共感の言葉のうち「大変ですね」「良かったですね」はあまり使えない、バリエーションを増やせ!

◯相手に何かを聞きたい時「どうでした?」は使うな!
「◯◯でしたか?」<「◯◯でしょうねー」
「◯◯してもかまいませんか?」

◯反論上手はすぐに反論しない
→反論はしてもいい、反論上手になれ
①おうむ返し法=相手の言った言葉の重要ポイントをリピート
②「なるほど〜、しかし‥」法=相手の言ったことを一旦受け止め、良いところを肯定する
③ハンバーガー法=褒め+反論

◯伝わる話し方は「“伝えまくる話し方”ではなく、“伝わるように話している話し方”である」
→速度・言葉遣い・間の取り方etc..を相手に合わせているか?

◯常日頃からいいとこ探しをするクセをつけろ!しかしただ褒めればイイってもんじゃない

そして。
咲かせる、の「咲」=「えみ」=「笑み」である。
笑みが溢れるコミュニケーションを広げていきましょう!


以前、大人の発達障害のコミュニティでも、コミュニケーション力の向上を目指して「好感が持てる聴き方・話し方」講座があったのですが、それとはまた違った視点があり、大変ためになるものでした。

そのあと、新作紙芝居「辰巳用水ものがたり」を上演し、福島さんとお話しする機会があったのですが、
「発声がしっかりしている」
「すごく上手で引き込まれた」
さらに、自分の仕事を始めとした身の上話を少しした時
「自己分析をとてもしっかりされていることが素晴らしい」
と、お褒めの言葉をいただきました。


あらためまして、MRO北陸放送の福島彩乃さん、本当にありがとうございました。