老老老介護 | 大きな塊の話と、日々の出来事

老老老介護

母を老人ホームに、と思ったのは

長年相手をしてきた「体の弱い」アネが
限界にきてる
母がもうだめだ
寝たきりになり掛けている
自分もいつまでもつわからない

ということから

アネと不仲であったため
「母なしで生きていけない」アネに
ある時から母の全てを渡したのだ

長年「自宅療養」のアネにとって
対話するのは母だけ

母がわたしと仲良くすると
不機嫌になることもあったし

「母の世話をすること」が
外界と関わらないアネの唯一の「仕事」
だと、わたしは考えていた

そのアネがもう無理だという

そりゃあ自分も
「体が弱い」のだから
これ以上の介護は無理だろう

わたしは色々考えてホーム入りをすすめる
と、意思を伝えたが


「ほんとにそれでいいの?」


という


聞きたいのはこちらだったが…


翌日には
「倒れるなら、しぬなら
わたしも、ははも、あなたが在宅の時がいい
それが無理なら、ホームで倒れる方がいい」

という


「ホームが決まるまで、わたしはもつかわからない」


という


それはこちらのセリフだっ、と
言いたいのは我慢した


わたしも
一日中息が荒くなってしまった
同期も激しい
常に憂鬱との戦い

しかし仕事、周りへの「普段と変わらない」
態度と振る舞い

不眠 耳鳴り


最近は夜中に
母が目覚めるようになった

気持ちが休まる瞬間が無い


もう会社は休めないが
来週役所に直接出かけようと思う



また10年もしたら 
このアネの介護問題かと思うと

それまで
母が生きていたら


老老介護ではなく

老老老介護、になる



わたしはなんのために生きていくのだろうな…