スウェーデンはフィンランドと申し合わせて2022年5/15、北大西洋条約機構(NATO)加盟を申請すると発表した。スウェーデンは第2次世界大戦中に中立を保ってきたほか、過去200年以上にわたり、軍事同盟への加盟を避けてきた経緯がある。スウェーデンでは、国民やほとんどの野党が加盟を支持している。一方で、核兵器の配備や、NATOの軍事基地の設置には反対していると付け加えた。スウェーデンのマグダレナ・アンデション首相は記者会見で、与党はNATO加盟が「スウェーデンとスウェーデン国民の安全保障に最善」だと信じていると述べた。「社会民主党にとって、これまでの軍事的非同盟が効果的だったのは明らかだ。しかし、今後は効果を出さないだろうと今回、結論に至った」また、バルト海地域で唯一のNATO非加盟国となった場合、スウェーデンは脆弱な立場に取り残されてしまうだろうと説明した。なお、NATO加盟には全加盟国による承認が必要となるが、クルド労働者党(PKK)を支援しているとのことで現時点ではトルコ1国が反対している。



スウェーデンの音楽で最も身近なグループは、2021年11月に40年ぶりのオリジナル・アルバム『ヴォヤージ』をリリースしたABBAではないか。ABBAはビョルン・ウルヴァースとベニー・アンダーソン2人のビョルン&ベニーを母体とし、高いキーのボーカルのアグネッタ・フェルツクグ(Agnetha Fältskog))、ギターとボーカルのビョルン・ウルヴァース(Björn Ulvaeus)のカップルと、キーボードのベニー・アンダーソン(Benny Andersson)、落ち着いたキーのボーカルのアンニ=フリッド・リングスタッド(Anni-Frid "Frida" Lyngstad)のカップルの2組のカップルの計4人で構成され、それぞれの頭文字をとりABBAになったのは有名なこと。それぞれのカップルは結婚し、その後離婚し、グループは1982年に解散した。最大のヒットが1976年発売のアルバム『ARRIVAL』の2曲目“Dancing Queen”。『ARRIVAL』のレコード・ジャケットでは4人仲良くヘリコプターに乗っているが、実生活ではアグネッタとビョルンのカップルは万が一の事故に備え子供のことを考えて2人一緒に飛行機にさえ乗ることはなかった。“Dancing Queen”が公式に初めて披露されたのは、1976年にスウェーデン国王カール16世グスタフとジルフィア・レナード・ゾマラートの結婚前夜祭でスウェーデンの首都ストックホルムにある王立オペラ座にて歌われてスウェーデン国営放送で放送された。ジルフィア王妃は1972年のミュンヘン・オリンピックのグスタフ国王担当のコンパニオンとしてをつとめたのがきっかけで知り合い交際を開始したが、異国ドイツの出身(ドイツ人の父とブラジル人の母)の民間人だということで逆境の中にいた。“Dancing Queen”はもともとジルフィア王妃のために書かれた曲ではなく米国でのディスコ・ヒットを狙って作られたが、

 

You come in to look for a king あなたは王を探しにきたの

And when you get the chance そしてチャンスが来たら

You are the Dancing Queen あなたがダンスの女王

などの歌詞がジルフィア王妃にもマッチし、曲がヒットしただけでなく、ジルフィア王妃の人気にも一役買った。