『ELECTRIC』は英国のロック・バンドであるザ・カルト(the Cult)が1987年にリリースした3枚目のアルバム。以前はサザン・デス・カルトというバンド名で活動していたが、この作品からバンド名を変え、シンプルなバンド名になった。アデル、ウィーザー、AC/DC、エド・シーラン、エミネム、カニエ・ウェスト、サンタナ、ZZトップ、シャキーラ、スマッシング・パンプキンズ、スレイヤー、トム・ぺティー、ビースティー・ボーイズ、ブラック・サバス、ミック・ジャガー、メタリカ、U2、Run-D. M. C. 、リンキン・パーク、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、レディー・ガガなどそうそうたるアーチストのプロデュースで有名なリック・ルービンがプロデュース。2013年、アルバムは『ELECTRIC-PEACE』というタイトルで2枚組CDとして再リリースされ、1枚のディスクには最初にリリースされたアルバムが収録され、2枚目のディスクにはマナー・セッション中に録音されたPEACE・アルバム全体が収録された。
1969年〜1971年に活動したフリーのよう軽快なロック。『Electric』の2曲目“PEACE DOG(平和の犬)”、3曲目の“LIL’ DEVIL(ちょい悪魔)”、7曲目の“KING CONTRARY MAN(王に背きし者)”(歌詞にI saw the devilとあり)、8曲目の“LOVE REMOVAL MACHINE(愛の除去マシーン)”、10曲目の“OUTLAW(無法者)”、『PEACE』の7曲目の“CONQUISTADOR(コンキスタドール=征服者、16世紀にメキシコ、中央アメリカ、ペルー文明を征服したスペイン人を指す言葉)”など、今この情勢で物騒な題名が並ぶ。『ELECTRIC』の9曲目にあるステッペンウルフの曲“BORN TO BE WILD(ワイルドで行こう!)”(1968年)も過大にアレンジされることもなく格好良い。


