戦争には必ず勝ち負けがあり、本当の引き分けはない。勝者は笑顔だが、敗者の悔し涙ほど美しいものはない。勝者が敗者になることはままあり、真の勝者は神のみぞ知る。

 

スワンソング(白鳥の歌)はフランツ・シューベルトの歌曲にもあり、詩人や作曲家の最後の作品を意味し、白鳥が死の直前に美しい歌を歌うとされる伝説に由来する。

 

1970年代に青春を過ごした年代は、「Swan Song」といえば真っ先に、Led Zeppelinの自己レーベルを思い浮かべる。




それとは全く別に、ポスト・ハードコア・バンド「Before Their Eyes」の元メンバー、Landon Khale Tewersのサイド・プロジェクトとして始まった「The Plot In You」の2021年にリリースした5枚目のアルバムに『Swan Song』がある。アルバムのテーマは人生におけるすべての出来事の終焉で、友情、人間関係、または人生そのものについて、ネガティヴなものもすべて振り切ってこそ前進できるというコンセプト。重くてキャッチーな現実感がある。リンキンパークの再来ともいえる出来栄えだが、品のないジャケットが損をしている。

 

「The Plot in You」は2010年にオハイオ州ハンコック郡で結成され、2010年にEP『Wife Beater』を発表した後、2011年に『First Born』でアルバム・デビューしたアメリカのロック・バンドで、現在のメンバーは、Landon Khale Tewersがボーカル、キーボード、プログラミング、ギター、元「Walking Edith Park」のEthan Yoderがベース、Josh Lewis Childressがギター、Michael Cooperがドラム、パーカッション。

 

1. Letters To A Dead Friend

2. Fall Again

3. Face Me

4. Too Far Gone

5. Paradigm

6. Both To Blame

7. Too Heavy

8. Enemy

9. Whole Without Me

10. Freed

 

『Swan Song』から2ndシングルとなった8曲目の“Enermy(敵)”

 

Caught me off guard, I was chasing a dream

油断していた俺を捕まえた、俺は夢を追いかけていた

Feeling like a god, like I’ll die if I sleep

神のように感じて、眠れば死ぬみたいに

I could never fold, I was promised a fate

俺は畳みかけることができなかった、運命づけられていた

I'll be as your tongue, give me something to say

俺はお前の下のようになり、俺に何かを言わせようとする

Tear into me now I don't feel the defeat

今、俺を引き裂け、俺は敗北を感じない

Speak if I'm allowed, don't give a fuck if I'm seen

許されれば話そう、もし会わされるなら干渉するな

My sickness had ruled me, my fortune erased

吐き気が俺を支配してきた、俺の運命は消された

No one came before me, they grant me no grace

誰も俺の前に来なかった、彼らは俺らに恵んでくれなかった

 

Don't refuse me now

今、私を拒絶するな

(Tell me if you feel)

(感じるなら言ってくれ)

 

I can feel your skin

俺はお前の肌を感じる

Nothing beneath it

皮膚の下には何もない

Empty, full of spite

空っぽで、充分な虐め

Let impulse decide

衝動に決めさせろ

(Tell me if you feel)

(感じるなら言ってくれ)