同族嫌悪=同じ種類や系統のものを嫌悪すること。自分と同じ趣味・性質を持つ人に対して抱く嫌悪感。

 

ドイツ・ベルリンは1701年にプロイセン王国の首都となって以降、1871年成立のドイツ帝国においても1945年のナチス政権崩壊までも首都であった。1945年5/8、ドイツの無条件降伏により第二次世界大戦のヨーロッパ戦線が終結し、英国、米国、フランス、ロシアの戦勝4ヶ国で分割占拠された。首都ベルリンも4ヶ国の管理地区に分割された。しかし、東から侵攻した赤軍が西から侵攻した英米軍に先んじてベルリンを占領しており、両勢力の境界線はベルリンより西になったため、ベルリン市周囲のドイツ本土はソ連邦統治地区となった。その上でベルリン市内も英米仏ソ4か国で分割統治したため、英米仏3ヶ国が統治するベルリン市内の地区は周囲をソ連の統治地区に囲まれる形となった。やがて英米仏3国とソ連が対立し、資本主義陣営に属するドイツ連邦共和国(西ドイツ)と社会主義陣営に属するドイツ民主共和国(東ドイツ)が成立し、東西両陣営の冷戦時代に入り反目した。しかし当初は西ベルリンと東ベルリン間は自由であった。しかし東側から西側への人口流出が続き、東ドイツに深刻な影響を及ぼした。東ドイツは自国の体制を守るべく、1961年に突如として東西ベルリン間の通行をすべて遮断し、西ベルリンの周囲をすべて有刺鉄線で隔離し、さらに後にコンクリートの壁を作り、1989年のベルリンの壁の崩壊まで東西ベルリンは壁で遮断されていた。なお1990年に東西ドイツは再統一された。




1983年に西ドイツのロック・バンド「Nena(ネーナ)」が“99 LUFTBALLONS(ロックバルーンは99)”を発表した。もともとストーンズのコンサートを観に行ったときステージ上で飛ばされるたくさんの風船の演出を見て、「この風船がこのまま東ドイツまで飛ばされていったら、東側の人たちは爆弾と勘違いしてしまうんだろう」と考えた。ギターのカルロ・カーゲスが作詞、キーボードのJ. U. ファーレンクロック=ペーターセンが作曲し、ボーカルのネーナ(ガブリエレ・ズザンネ・ケルナー)が歌った。軽快なテンポにコケティッシュなボーカル、メロディを奏でるキーボード、シンプルだが効果的なベースとドラム・・・親しみやすく売れる要素が詰まっていた。西ドイツで1位になった後、1984年にアメリカでも、ドイツ語曲としては史上初のビルボードトップ10入り(最高位2位)と大ヒットした。




99 LUFTBALLONS ~ ロックバルーンは99

 

私に時間をくれたなら

あなたのために歌うわ

水平線の彼方に飛んでいった99個のバルーンの歌を

あなたは今、私のことを考えてくれているのかしら?

それなら歌ってあげるわ、99個のバルーンの歌を




なおバンドはその後、解散したが、ネーナは2005年にシングル「Liebe Ist(愛は)」、ミニアルバム「Wilst Du Mit Mir Gehn(一緒に歩いてくれる?)」をリリースした。






今現在、ウクライナからロシアへルフトバルーンは飛ばせないが、今後、戦争の是非を歴史が証明してくれる。