古代豪族、鴨族が守護神として祀った社。本社は、鴨都波神社に対して、
「上鴨神社」と呼ばれる。
主祭神は、阿治須岐詫彦根命(あじすきたかひこねのみこと)。
古事記によれば、スサノオとアマテラスとの間にできた多紀理比売と
大国主命との間にできた子で、別名、武角身尊(たけつぬみのみこと)
である。
タカヒコネは、神武の大和入りの際、熊野本宮で出迎え、大和へ案内した
「八咫烏」として登場する。
鴨一族は、後に、全国に移住し、郷土名に加茂の名を伝え多くの賀茂神社を
祀った。山城国(京都)に移住した鴨(加茂)族の出自はこの八咫烏の末裔で、
「上賀茂神社」をはじめ全国に多数ある鴨神社もすべてこの地に源を発する
もので、当神社はそれらの総社である。
本殿は、室町建築で国の重要文化財。
4月末から5月初旬に咲く「日本桜草」は2000鉢以上あり、境内を飾る。

