前回 に続いて、ロンドン塔(Tower of London)の模様をお届けします。
ちょっとおどろおどろしい話が続くので、ここで息抜きがてら、ロンドン塔の名物キャラをご紹介。
まずは、ビーフィーター(Beefeater)。
正式名称は、「ヨーマン・ウォーダー(The Yeomen Warders)」といい、ロンドン塔に配置された衛兵隊のことです。
ロンドン塔は現在も王室の財産として管理されている関係で、ウィンザー城 やバッキンガム宮殿 にいるような普通の衛兵(こういう人達↓)も勿論いるんですが、
それとは別に、このビーフィーターという特殊な衛兵がいて、これが名物となっています。
普通の衛兵と何が違うかというと、まずは服装↓。
何ともいえない独特のファッションです。あまり実戦向けではないので、本来は礼服なのかもしれません。
そして、ビーフィーターは普通の衛兵と異なり、退役軍人から構成されているので、基本的に年配の方で穏やかな雰囲気(^O^)
役割も実際の警護というよりは名誉職のようなもので、観光ガイド等の仕事をしているので、普通の衛兵違って話しかけても
です♪
なお、ビーフィーター(「牛食い」)という通称も個性的ですが、こちらの由来は諸説あって定かではありません。
そして、もう一つの名物キャラがカラス
。
日本に広く生息するカラスより大きいワタリガラスという種類で、ロンドン塔と英国の守り神なんだとか。
元々は、1666年のロンドン大火災後に死体を餌に繁殖してロンドン塔に住み着いたらしいのですが
、とある占い師
の「カラスがいなくなるとロンドン塔が崩れ、ロンドン塔を失った英国が滅びる」という宣託によって、大切に飼育されています。
ちなみに、檻の背後にはシティの高層ビルが。
伝統とモダンが混在するロンドンらしい光景ですヽ(゚◇゚ )ノ
それにしても、カラスが守り神って、やっぱり不吉ですね(´□`。)。。。ある意味、ロンドン塔にはふさわしいかもしれませんけど。
さて、本題に戻って、塔内のご紹介を続けます。
塔の内壁をくぐって中庭に入ると、何故か人だかりができている場所があります。
こちらは、タワー・グリーンと呼ばれる場所で、 ロンドン塔の囚人で最も高名な要人達が処刑された場所ですが、現在は、こんな↓オブジェがあるのみです。
ロンドン塔の囚人の処刑は、通常は塔外のTower Hillで公衆の面前で行われたんですが、王妃等の位の高い囚人は、公衆の面前で処刑すると却って大衆の同情が集まリ逆効果ということで、この場所に処刑台を設けて公衆の目に触れない形で処刑されています![]()
この場所で処刑された囚人は全部で7人。
この7人の中で有名なのは、ヘンリー8世の妃であった、アン・ブーリンとキャサリン・ハワード。そして、ヘンリー8世の死後にイングランド女王に擁立されたジェーン・グレイでしょうか?
特に、アン・ブーリンはエリザベス1世の母親としても有名で、処刑の理由となった罪状(姦通罪)が濡れ衣だったとされることから、今でも、このロンドン塔にはアン・ブーリンの亡霊が出るという噂があります(((゜д゜;)))
また、ジェーン・グレイといえば、処刑の場面を描いた有名な絵がナショナル・ギャラリーにあって、何故か絵では処刑場が室内になっていますが、実際の処刑はこの場所↑(屋外)で行われています。
お次は、クラウン・ジュエル。
こちらの建物は14世紀初頭から現在に至るまで、英国王室の財宝クラウン・ジュエル
が保管されてきた建物で、現在は、1715年から1939年に使われた5つの王冠や、ダイヤモンドが展示されています。
王冠もダイヤモンドもとてもゴージャス(≧▽≦)
写真撮影禁止なので、写真がお見せできなくて残念ですが、必見です。
長くなってしまいましたが、もう少しご紹介したい場所があるので、もう1日お付き合い下さい。






