女の子 | 嘘つキック

女の子

風邪ですよ。いや、風邪じゃないんだけど、扁桃腺なんだけど。
だるい。ちょー関節痛い。肩も張れば、太ももも突っ張っている感じ。
体調が悪いのに、お酒なんか飲んじゃって、もう大変。
喉が大火事ですよ、炎症で。



一緒に仕事している女の子が泣きそうになりながら仕事していた。
真っ赤な目をしているのに、仕事を続けている彼女があまりに不憫で
(彼女の周りの人は全く気にしていない様子。)
こっそり喫茶店に連れ出して話を聞いてみると、
ある男性アルバイトの子の振る舞いが気になって仕事がうまくできないと言う。
その振る舞いというのが、会うたびに


「太ったね^ ^」


と言われるらしい。そりゃへこむわ。
ふと彼女の体型を意識して見てみると、ん?ちょっと、ちょっと?
「以前より、痩せてない?」
「はい、痩せているんですが、太ってるって…。」
太ってると言葉にした瞬間、かのじょはぽろぽろ泣き出してしまった。

彼女は太っていると言われ始め、食べ物見るたびにあまり食べたくなって
(俺が思うに言われた言葉から来るストレスだと思うが)、痩せてきているのに太ってると言われ、
仕事中でもみんなに太っているのかなってマイナスに考え込むようになって、
以前のように振舞えないことに悩んでいたらしい。


てか、ぜんぜん太ってないよ。


平均体重ってあるじゃん。身長から計算する健康であるための体重ね。
その体重以下なんだよ、彼女。だから全然太っていないの。
なんでこの世にはそんな男が存在するのかね。
こんなときに「そんな男、気にすんなって。
ほら、目の前にいい男がいるだろう?」と言えたら俺モテモテになるかな!←
バカ。
でも、その「太ったね^ ^」男、自分で
「俺は空気が読める男。俺の振る舞いはみんなを不快になせないようにしている。」
と豪語しているなあ。女の空気は読めていないのか。


彼女はここで、「私は痩せてきたんですよ、バーカバーカ!」と言い返せる女の子ではない。
多分「太ったね^ ^」と言われても「そうなのかな。」とその言われた言葉を真に受けて溜め込んでしまったのだろう。
以前も一緒に食事に行ったことがあるが、そのときに
「他人のミスかもしれないのに、全部悪いのは自分って思うときがありますね。」
といっていたが、この件も自分が悪いと思い込んでいたのかも。
太ってはいないから、気にする必要ないよと言っても、
毎回仕事場で会うたび


女の子「おはようございます。」
男「あ、太った?」


と言われれうらしい。毎回。第一声がそれ。
そりゃ、気にするわ。
仕事に戻らないといけない時間だが、彼女の泣きじゃくった顔では仕事はできないだろうから
俺から仕事場に彼女は体調不良で帰宅しましたと連絡を入れた。


なんでこの子に対してそんなこと言うのかわからないが、
「好きな子をいじめる男の子。」では決してない。
だって、「太ったね^ ^」男には彼女がいるから。

なんだと、このヤロー!独身貴族まっしぐらの俺に
彼女がいる発言なんて鈍器のようなものだよー!
世の中のバカー!


この解決方法って俺が助けるべきなのかね。
でも、せっかく彼女が泣きながら話してくれたこと、ばらしちゃうことにもなるからなあ。
だから、今度何かあったら口出しすることにしようと決めた。
何事もないことを祈るが。


ありゃ、今回音楽紹介してない。
けど、今回の話は胸糞悪かったんだ。