実は4月20日(金)~23日(月)まで、入院しておりました。

さらに実は、転職活動などを終えた矢先だったので、これまたびっくりです。

原因は急性虫垂炎。

一週間くらい、みぞおちのあたりに圧迫感があり、金曜日の夜にいきなり胃が痛みだした。

23:30分発症。

それから3時間ばかり我慢していたけど、もう辛抱ならなくなって、消防局に電話。

「すいません・・・夜間でもやってる病院教えて下さい」

ということで、夜間にやっている病院(徒歩5分!)を発見して、そのまま病院に電話して向かう。

明理会中央総合病院へ。

夜に受付へ飛び込むと、恐らく警備兼受付のおっちゃんが応対してくれた。

こちらは既に虫の息だったので、ソファーにごろり。

しばらくおっちゃんが「何かを記入する」行為を待って、診察室へ。

驚いた。女性看護師しかいない。どういうこっちゃ。

ベットに横たわると、痛み止めの点滴を入れられる。そして荒い呼吸のもと、問診される。

家では結構余裕だったのに、病院に来た途端具合が悪化した。どういうこっちゃい。

息も絶え絶えに問診を受けていると、手足や身体がしびれてきた。

どうやら二酸化炭素を吐きすぎて、過呼吸になってしまった。

すかさずビニール袋が口に当てられる。こうして血中の二酸化炭素濃度を上げるのだ。

あー、これ、マンガ版のエヴァンゲリオンでシンジ君がやられてなかったけ?

何てことを考えてるうちに、もう一つ思いついた。

T2。ターミネーター2で黒人の研究者が死ぬ時、荒い呼吸が止まるシーン。そして爆発。

「ハッハッハッハッハッ・・・・・・・・・・・・・・・・(呼吸停止)」

「ろ、ロボットさん?!」

やってみた。

「・・・・・らいじょうぶれす、ハッハッハッハッハッ」

苦しい中にもこんなジョークは忘れないのだ。

その後、あまりの胃の痛みに、点滴を行いながらも錠剤をいただいた。

そして意識が薄れて行った。

途中途中で、閉じた瞼のままベットを移動したり、CTスキャンを撮ったり、妙に機械的な「ウィィィン」という音をきいてみたりした。(きっとどこか改造されたに違いない。そう、きっとそうにちがいない)

目が覚めると、点滴をされたままどこかの病室で横になっていた。

あれ?

起きてみる。トイレに行きたい。

点滴をがらがら引っ張りながらトイレに行くため廊下に出た。

部屋は6人部屋。廊下は暗い。時計が廊下にあり、6時丁度を指していた。

どんな時もこんな時間帯に起床してしまう、軍隊仕込みの身体であった。

つづく。