僕は常に走っていた。



中学校、高校、短期大学、工場勤務、自衛隊、フランス外人部隊、アメリカ留学、新聞配達、そして今も。



夜な夜な、そして土日に走っていた。



最近、気になる本があった。偶然にも南千住の本屋で見つけた、この本だ。



BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”/クリストファー・マクドゥーガル



¥2,100

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BORN TO RUN



「走るために生まれた」なかなかイカしたタイトルだ。



物語の前半は、走ることに人生を置いたメキシコのタラウマラ族とアメリカのウルトラマラソン(超長距離マラソン)について書かれている。



後半は、作者の一つの疑問「なぜ、わたしの足は痛むのか」を研究している本だ。



ひとつの冒険談としてとても興味深いし、「走る」ということに、人生を感じさせてくれる一冊だ。



誠におすすめである。



そんな時に、5年間お世話になった靴が寿命を向かえた。





スタジオ超合金 あとは勇気だけだ-新聞配達シューズ





新聞配達奨学生終了時にプレゼントされた靴だ。



もちろん、生粋のランニングシューズではないが、走ることが「訓練」という概念から離れた今現在、



楽に走れる靴だった。



が、靴底が限界だった。つるつるぼろぼろだった。



代わりの靴を探している時に、面白い物を見つけた。



唐津月星 スポーツ地下足袋 球太君 1001



¥3,391

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スポーツ足袋。野球などの練習に使うらしい。



これはぴったりだ!!



僕に、実にぴったりだ。衝撃を吸収するシューズなんて、高くて買ってられないぜ!



なんて思っていたら、それなりに高い商品で、また面白い物を見つけた。



送料無料☆vibram five fingers ビブラム ファイブフィンガーズ KSO TR...



¥14,490

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VibramのFive Fingers



裸足走行者(ベアフットランニング)が好んで利用しているらしい。



というわけで、おもしろ半分に有楽町の「HIBIYAスポーツ」へ試着しに行ってきました。



小柄な店員さんとこのVibramについて色々聞き出し、試着。



「始めに指先を入れて下さい。かかとをあわせるのは後で。あ、ひっぱったらやぶけます。走っても1ヶ月ちょっとしかもたないです。」



などなど、腫れ物を触る勢いで丁寧に扱う。



僕の試着したサイズは44(28.6cm)。



足のサイズは30cmなのだが、これがぴったりだった。



これ以上のサイズだと、版元からの通販になってしまうらしい。しかも45(29,2cm)は、6mmも大きい。



というわけで、悩みに悩んだが・・・・・・





スタジオ超合金 あとは勇気だけだ-Vibram




買った。



買ってしまった。





スタジオ超合金 あとは勇気だけだ-むちむち




むっちむちだ。



僕の足は太いのだ。そして、大きいのだ。



だが、足先には隙間がある。



指が短いのだ。



そんなわけで、初日は30分程走ってみた。



ダイレクトに足に衝撃がくる。



これは、踵からの着地じゃなくて、足全体の着地にしないと辛い。



そして、中指の先が、どうにも皮がはがれる感覚がある。懐かしい。



それにしても、ひとつの不満が解消された。



それはつまり「靴下っていらなくねえか?」である。



靴と素足の間でもぞもぞする感覚が、昔から嫌いだった。



あわよくば、靴擦れや豆の原因になる。



それが、無い。が、指先の皮が剥がれてくる。



仕方ない。仕方ないが、痛い。



店員さんが、慣れるまで最初の1ヶ月は徒歩になります、と言っていたのが分かる気がする。



そんなVibramのFiveFingersだが、結構おすすめだ。



地面の固い感触に、指先、足先で走る感覚。



すばらしい。山や林を走り抜けたくなる。



走るって、やっぱりいいよなー。と思う今日この頃。









BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”/クリストファー・マクドゥーガル



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