トイレの詰まりを直すため
僕はスッポンを買いに行く。
まずはスーパーを探そうと思った。
午前の授業を終え、僕は出発した。
アメリカは車が中心の生活だ。
土地が広大すぎるし、危ない連中が多すぎる。
ふと思ったのだが、もっと狭い国だったら、危険なことは少なくなったのだろうか?日本みたいに。
とにかく留学生の僕は歩くしかない。バスもどこへ行くのかわからない。
テネシー州ナッシュビルは何もない街で、街から外れたら道路しかない。
家も立ち並び、きっとみんなナッシュビルの会社勤めで一生を終える具合なのだろう。
僕が不思議に思ったのは、やはり人が歩いていない。
まるでゴーストタウンだ。
車で移動しているから仕方ないが。
スーパーは寮から歩いて30分くらいの所で見つかった。
巨大だ。
中にはいると果物やら野菜やら沢山目に飛び込んできた。
ニワトリの肉が一羽づつ売っているのには驚いた。
ポテトサラダなども業務用サイズだ。
安っぽい文房具などもおいてある。目的としていたスッポンも無事に見つけた。
アメリカでの買い物は、レジに緊張感が走る。
レジの前にベルトコンベアーのようなモノがあり、そこに一品づつ購入品を流し、カゴは手前で重ねてしまう。商品はレジの奥の人がバックかビニールに入れてくれる。
もしくは、カゴごと渡すと、袋詰めまでしてくれるか、だ。
レジには2名体制で待ち構えていて、商品のバーコードを読み取っている間に、袋詰め係の
黒人のおばちゃんが、
「紙袋?」と訊ねてきた。
それはつまり、ビニール袋か、紙袋、どちらに梱包するか?の意味だったのだが、
僕は急に話しかけられて焦ってしまい、
「はい、それは紙袋です」
と、ちんぷんかんぷんの返答をしてしまった。
昼下がりの青空の下で、僕は紙袋からトイレのスッポンを突き出して
それを胸に抱きながら、とりあえずはトイレ問題はこれで解決だな、と
広大な大学の構内を歩いていた。
学生は元気に授業を受けるために、
僕とは反対方向に向かっていた。
僕はスッポンを買いに行く。
まずはスーパーを探そうと思った。
午前の授業を終え、僕は出発した。
アメリカは車が中心の生活だ。
土地が広大すぎるし、危ない連中が多すぎる。
ふと思ったのだが、もっと狭い国だったら、危険なことは少なくなったのだろうか?日本みたいに。
とにかく留学生の僕は歩くしかない。バスもどこへ行くのかわからない。
テネシー州ナッシュビルは何もない街で、街から外れたら道路しかない。
家も立ち並び、きっとみんなナッシュビルの会社勤めで一生を終える具合なのだろう。
僕が不思議に思ったのは、やはり人が歩いていない。
まるでゴーストタウンだ。
車で移動しているから仕方ないが。
スーパーは寮から歩いて30分くらいの所で見つかった。
巨大だ。
中にはいると果物やら野菜やら沢山目に飛び込んできた。
ニワトリの肉が一羽づつ売っているのには驚いた。
ポテトサラダなども業務用サイズだ。
安っぽい文房具などもおいてある。目的としていたスッポンも無事に見つけた。
アメリカでの買い物は、レジに緊張感が走る。
レジの前にベルトコンベアーのようなモノがあり、そこに一品づつ購入品を流し、カゴは手前で重ねてしまう。商品はレジの奥の人がバックかビニールに入れてくれる。
もしくは、カゴごと渡すと、袋詰めまでしてくれるか、だ。
レジには2名体制で待ち構えていて、商品のバーコードを読み取っている間に、袋詰め係の
黒人のおばちゃんが、
「紙袋?」と訊ねてきた。
それはつまり、ビニール袋か、紙袋、どちらに梱包するか?の意味だったのだが、
僕は急に話しかけられて焦ってしまい、
「はい、それは紙袋です」
と、ちんぷんかんぷんの返答をしてしまった。
昼下がりの青空の下で、僕は紙袋からトイレのスッポンを突き出して
それを胸に抱きながら、とりあえずはトイレ問題はこれで解決だな、と
広大な大学の構内を歩いていた。
学生は元気に授業を受けるために、
僕とは反対方向に向かっていた。