街中でボケっとしていたら、
右後方から赤ん坊の泣き声が近づいてきた。
恐らくお母さんはベビーカーに乗せている赤ん坊をあやすため、顔をベビーカーの上にかぶせるようにしていた。
赤ん坊は泣き止まず、
僕は相変わらずボケっとして、
お母さんは前方よりベビーカーに集中し、
そのままベビーカーは僕にぶつかった。
「おわ!」
と言って僕は振り向くと、
泣き止まなかった赤ん坊がビックリしてピタリと泣き止んだ。
丸い大きな目で僕を凝視している。
お母さんと僕はそのビックリ顔が面白くて笑ってしまった。
こんな余裕のある日常がいつもあったらいいなーと思った。