まさかジープで来るとは

幻冬舎から発売されている本なんて
普段あまり気にもしないんですが
この本 作者が「せきしろ×又吉直樹」
せきしろは作家ですが 又吉はピースの又吉 芸人です
彼(又吉)のひと言ひと言にはセンスを感じてたので
少し気になって中を見ると
悪く言えば「短い言葉のあるあるネタ」
良く言えば「自由律俳句」
ワタシは後者で評価します
あるあるネタにしても
ほんとに誰もが気付いてることをなぞるだけでは
「だから何?」になってしまいます
人があまり気付かない些細な部分をくみ取るセンス
そこが素晴らしいと思いました
例えば…
くす玉の残骸を片付ける人を見た (又吉)
自分の分はないだろう土産に怯える (又吉)
初めて発音するデザートを頼む (又吉)
少しだけ後ろ向きなところが作者の感性ですが
これは立派な「俳句」です 味わい深い…
