私は大学院まで行き、化学を学んでいる。
なぜ、化学を選んだのか。
私が化学を選んだのは高校生の時であった。
私は、当時やんちゃであったため、ボクシングの世界チャンピオンを目指していた。実力をかわれ、半年くらいですでに日本チャンピオンともスパーリングしていた。すべて、うまくいっており、喧嘩なんて負けたことなかったのに、亀田3兄弟と一緒にきていた、ジムの人に負けてしまった。心がおれてしまった。
その後、何試合かし、勝ったのだが初戦で負けるようなやつに世界チャンピオンなんてなれっこない、という言葉が頭の中に響き、立ち直れなかった。
いま考えると非常に弱い精神力であった。
現在では、格闘技は続けており、柔術などもこなすが、打撃が専門である。インターハイベスト4くらいのキックボクサーとキックボクシングルールでやっても、圧倒するくらいの実力は保っている。
話がそれてしまった。
そんなこともあり、挫折を経験した後、私は何を将来にしようか迷っていた。
高校生になると、ガイダンスなどで配られる仕事の資料。
周りのみんなが気になっているのは、給料であった。
私は、どうしてもあまり自分の興味がないものに没頭することができない。
結果論からいうと、給料で医者や弁護士などを選んでいた私の周りの人は、みんな大学受験で落ちてしまった。その後、もう一度チャレンジしたかはわからないが、やはり動機というのは大事なのかもしれない。
そんななか、私が化学を選んだのは、自然が好きだったからだ。
挫折ですさんだ心に染み渡るのは、自然であった。
産業革命以後、化学というものは多大な影響を与えてきた。
なぜ、環境を害する化学を選ぶのか。
私はいろいろな選択肢を考えた。
経済学。私の友達にアメリカのハーバード大学で経済学を学んでいる人がる。私も同じことを考えた。彼も非常に環境に興味があるらしいが、彼はお金を環境事業に移すなどをして自然を守ろうと考えている。そのシステム作りのために、経済学を勉強している。
環境学。自然が好きだったため、この学問は一番最初にピンときた。しかし、環境学はかなり全体像をとらえる学問なような気がして、どのように変化をあたえるのかという点でしっくりとこなかった。
化学。その中で私は、化学に出会った。一番しっくりときた。何がわるくて、物質がどのようにでき、どれがなぜ悪いのかが理解できる。これだと思った。
しかし、活字なんて読んだことがない自分。
図書館にいき、AMERICAN SCIENCEの訳である、NEWTONという雑誌を読んだ。初めは理解がまったくできなかったが、NEWTONという雑誌はかなりわかりやすくかいているため、理解ができる。
どんどん化学が楽しくなってきた。
そして私は、化学でいこうと決めた。
経済学なども、かなり影響を与えるという面では、素晴らしいが、やはり物事は自分が好き、という事が重要であると思う。
大学に、あまり考えずに専攻を選んだ人は、後で苦労する人が多い。
私が、ニュートンという雑誌を上で書いたように読み漁った時期に、かなり大好きだった人物がいる。それはアインシュタインであった。
彼は名言集がでているほど、たくさんの言葉を残している。
その中で、私に多大な影響を与えたのはこの言葉であった。
科学を難しくしてるのは、言葉である。
やんちゃ坊主だった、私にはこの言葉が非常に胸にしみた。彼は科学をわかりやすく理解してもらうようにたくさんの努力をした人である。
活字を読んだことがあまりなかった僕は、この言葉により何度も理解しようと読んだ。
今は、私がやっていた研究などを回りに説明するときには、かなりこれを念頭においている。
科学者は、よく自分の辞書だけで話をするが、それでは理解できない。理解できない人の気持ちを、馬鹿扱いされていた、僕であるから理解しながら、化学に後々携わっていきたいと思っている。
今は、違う仕事をしているが、後々はやはり違う仕事をしたいと思っている。
理系離れが進むが、化学は非常に楽しい学問である。
興味がある方はぜひ!!!!
