こんにちは!
ロボットクリエイトコーチ、ロボットクリエイターミノです。
未来の科学者、エンジニアになる子供達の夢を、
ロボットテクノロジーの基礎を通じてサポートをしています。
今回はこれから電子工作を始めてみたい!
最終的には(二足歩行)ロボットにもチャレンジしてみたい!
というお子さんや、それらを学ばせてみたいというご両親の方たちに向けて
家庭で手軽に楽しめる「はじめてのLEDプロジェクト第2回目」になります。
前回6月3日の内容では、必要な部品たちと
その部品の説明をさせて頂きました。
今回はそのLED回路を作成する手順をご紹介致します。
皆さんも実際に手を動かして
同じ様に作ってみてくださいね。
【作成手順】
1、バッテリーケースの作成
まずはじめに100均で購入したLEDライトを分解します。
(精密ドライバー(100均)を使用してネジを4ヶ所外します)
分解するとこんな感じ
なんと3V(ボルト)のボタン電池が2つ入ってますね!
ちょっと得した気分?
(この中のボタン電池1つと、
小さな押しボタンは今回使用しないです)
初めにケース内の突起部を
つめ切りで根本からカット!
次に消しゴムをカッターで切っていきます。
大きさは1cm角程度
厚みは2~3mm程度
角2ヶ所は写真の様に切って下さいね。
ジェンパーワイヤー(電線タイプ赤・黒)を準備して
バッテリーケースに使用する部品がそろいました。
組立て手順は下から
ケース(突起を切っていない方) → 消しゴム(向きは写真の通り)
→ ジャンパーワイヤー(黒色) → ボタン電池(下がマイナス)
→ ジャンパーワーヤー(赤色) → 消しゴム → ケース
の順になります。
これらを上手くサンドイッチ出来たら
そのままネジを締めて出来上がり。
(※ちなみに、電線のプラスとマイナスはショート(接触)させせない様に
消しゴムに刺しておきましょう(安全第一!!))
2、回路の作成
その前にこちらをご覧下さい。
どちらも白色LEDです。
左が市販の状態、右が今回分解したもの
前回のLEDの説明時に足が長い方がアノード(プラスに接続)
と記載させて頂きました。
しかし!今回のものは既に足がカットされており
どちらがどちらか分からない状態!!
実際にボタン電池に接触させて
確認すると足の短い方がアノードでした・・・
(写真下側がボタン電池のプラスなので
LEDも下側がアノード)
何事も事前の観察と確認が大切です。
では
以上に注意しながら
回路を作成していきましょう。
使用する部品は以下になります。
ブレッドボード、ジェンパーワイヤー(針金タイプ)
LED、タクトスイッチ
完成時の回路図と実体配線図はこんな感じ
各部品を写真の様にブレッドボードに差し込んで下さいね。
(赤と青のライン(プラスとマイナス)に注意してね)
最後にバッテリーを接続!
(プラスとマイナスに注意してね)
そしてタクトスイッチを押すと・・・
皆さんも光りましたか?
【もしも光らない時のトラブルシューティング】
もしも光らない時は以下を確認してみて下さい。
・バッテリーケース内部でジャンパーワイヤーとボタン電池が
きちんと接触しているか。
対策:試しにケースを指でつまんだままタクトスイッチを押してみる
それで光る時は、消しゴムをもう少し厚くする。
・バッテリーケースのプラスとマイナスが逆になっていないか。
対策:試しにプラスマイナス逆に刺してみる。
・LEDを刺す向きが逆になっていないか。
対策:試しにLEDを逆に刺してみる。
・タクトスイッチとジャンパーワイヤー(針金タイプ)は
きちんとブレッドボードに刺さっているか
対策:きちんとブレッドボードに押し込む
・バッテリーケースのジャンパーワイヤーが内部で断線していないか。
対策:ジャンパーワイヤーを別のものに交換してみる。
今回は以上になります👋
次回は、今回の回路の簡単な説明も含め
自作の回路でLEDを壊さないためにも
一般的なLED回路(電圧、電流、抵抗)
の考え方について少しお話してみたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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