夜のニュースを見ると、全国各地で気温が上がり、暑くなったという報道がされていました。

 こう記すと、まるで他人事のようですが、この暑さ、私はもろに受けています。朝から肌に刺さるような日差しを浴びたのを皮切りに、日中はずっと外に出ていたので、汗はサウナに入っていると錯覚するくらいに大量に出るし、となると目一杯飲み物を飲まなければやってられません。
 実際に、ニュースを見ると熱中症の(あるいはそれと疑われる)人が全国各地で何人も出てしまったようです。ちょっとの無理が引き起こすであろう熱中症、気をつけなければなりません。
 特に、今は高校野球の予選が行われています。選手の方たちが試合中に熱中症で倒れないことを祈るばかりです。もしそんな人が出てしまうと、応援する気にもなれませんから。
 だって、そうでしょう。応援とは言うけれど、それはつまり、相手を無理させることにもなりうるわけです。「勝って決勝に・・・」とか、「優勝目指して・・・」とか、ただでさえ選手たちは意気込んでいるのに、周りにいる人が「ほら、もっと頑張れ!」と応援すれば、それに応えようとどうしても無理をしてしまいます。その結果、熱中症で倒れたとあっては、応援することで選手たちを苦しめてしまうという思いが先立ってしまい、かえって心配してしまいます。「こんなに暑くて、大丈夫かい?」という具合に。
 そして明日もまた暑いようです。・・・気をつけないといけません。

 さて、タイトルが微妙な感じになっていますが、今回は本題が2つあります。前置きのような「暑い」の話が1つ目で、もう1つは「ご用心」のほうです。
 少し前に、このブログの「エンタテインメント」で、『オオカミさんと・・・』でおなじみのシリーズを取り上げましたが、今、この作品のアニメが放映されています。
 私はこの作品がアニメ化するというネット上の宣伝を偶然目にして、「どんなもんかいな?」と思いながら本を見つけて読んで・・・はまって・・・気がつけば最近出た本も買って・・・そしてテレビも見て・・・という具合です。・・・もちろん、夜中なんて起きていられませんから、あとで見ているわけですが、ナレーションが面白いです。何というか、遊び心がいっぱいというか(まあ、本の地の文を意識しているのでしょう)。特徴的な声がさらにその面白さを引き立てているような気がします。

 そんな『オオカミさん・・・』、エンディングまで見たのですが、このエンディング曲、どうも耳に残ります。一度聞いただけでもです。何度か聞けば、さらに強く耳に残ります。
 そのエンディング曲のタイトルは『赤頭巾ちゃん御用心』で、音は何と言うか、ファミコンのゲームの音を意識している感じがします。確かに、そういう音だという点も耳に残る理由だと思います。が、それだけではないような気もしていました。何というか、私好みの曲というか・・・。そもそも、耳に残る時点で、大概の場合、私にとって好みの曲だということになります。
 でも、こういうアニメ番組のテーマ曲が私好みというのは、基本的にほとんどありません。何というか、無理やり声を作っている感じとか、あとは説明できないような感覚的な理由で、大概の場合、聞き流しています。たまにブックオフとかで、その手の楽曲が流れるのですが、基本無視です。
 ですが、『赤頭巾ちゃん・・・』はどういうわけか、聞き流すどころか、しっかりと耳に残ってしまっていたのです。加えて、何度か聞きたいと思うくらいでした。
 いったいなぜなのか?その答えはあっさりとわかりました。

 エンディングを見ているとき、その楽曲の情報が表示されますが、その曲を作った人が都倉俊一さんだったのです。

 ウィキペディアで調べるとわかりますが、都倉さんはピンクレディーや山口百恵さん、山本リンダさんといった有名且つ人気のある多くの歌手に多くの楽曲を提供しています。
 そして、そういった楽曲で私が好きな曲が何曲もあるのです。いくつか挙げると、『ジョニイへの伝言』、『きりきり舞い』、『モンスター』などです。
 大体70年代に集中しています。そのため、『オオカミさん・・・』のエンディングに使われる曲を作るとは思ってもみなかったのです。もう作曲活動していないと思っていたし、あるいは後身の育成に努めているだろうとか思っていたので。同時に、「いまでも活動を続けているとは、すごいな」とも思ったのです。
 ・・・が、実はこれにはからくり(?)があったのです。何とこの『赤頭巾ちゃん・・・』、70年代後半に発表された曲だったのです。歌っていたのはレイジーというグループで、番組のエンディングはカバーだったのです。
 ちなみに、この曲が都倉さんの作曲だと知った時、「確かに、どことなく『きりきり舞い』に似ているような・・・」と思いました。多分、『きりきり舞い』を歌っていたころの山本リンダさんが、それを歌っても自然な感じになるのではないかとさえ思うくらいです。
 でもこの曲、ちょっとしたいわくがあるようです。『赤頭巾ちゃん・・・』を最初に歌ったレイジー、この曲のことでいろいろと複雑なことになっているようです。不本意なヒットとなってしまったというのがその理由のようです。

 とはいえ、30年以上前の楽曲がこうして今蘇るというのは、いいことだと思います。もちろん、カバーの仕方にもよりますが、これがきっかけで親子の会話が増えたりするかもしれません。「この曲、俺(あたし)が・・・(「若かったころ」に該当する言葉。たとえば「中学生だった頃」とか)に流行ったんだ」といった具合に。それで「マジで?」となって・・・。盛り上がるのではないかと思います。

 ということで、今回は「暑い」と「『オオカミさん・・・』シリーズのエンディング」の2つを取り上げました。「暑い」はとにかく熱中症に気をつけましょうということを繰り返し記すことで結論に代えることにします。後者は、確かに最初に歌ったレイジーには嫌われている曲ですが、今回のカバーを通じてまた多くの人に好かれるようになればと思います。


参考
・猛暑日 各地で今年一番 大分36.8度、東京36.4度
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100719-00000010-maip-soci
(以下、いずれも『ウィキペディア』です)
・都倉俊一
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%80%89%E4%BF%8A%E4%B8%80
・赤頭巾ちゃん御用心
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E9%A0%AD%E5%B7%BE%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E5%BE%A1%E7%94%A8%E5%BF%83