雨が続きます・・・・・・。

 よく、雨のことを「悪天候」と言い、それに対して「雨が悪天候なんてふざけている!」といった意見を耳にします。
 確かに、農作物や森林にとって、雨は恵みです。しかし、それも限度があります。あんまりいっぱい降ると、土砂崩れが発生して、そこに生えている木々は基本的にその時点で命の終末を迎えます。中にはこの世での生をどっこいと踏ん張って続ける猛者もいますが、土から根が離れてしまえばほとんどの場合、結末は一つです。それに、農作物にとってだって、雨が降りすぎて畑や田んぼにお風呂の湯船のごとく水が張ると、だめになってしまう作物もあります。先日見た九州の大雨の映像の様子を見ましたが、あんな風になってしまうと、おそらくダメでしょう。仮にその作物が生きていたとしても、たまった水と一緒に流されてしまう気がします。視点を植物から人間に移すと、洪水で作物に商品価値がなくなってしまう、あるいは著しく低下してしまう可能性もあります。
 何にしても、やり過ぎはよくないということです。

 しかし、今週も雨が多いようで・・・。作物なども心配されるところですが、土砂崩れなど大雨の影響による生活機能のマヒが懸念されます。鉄道などの交通障害もさることながら、家がだめになるとか水が出なくなるだとか、そういったことが起こらなければいいのですが・・・。

 さて、前置きはこれくらいにして、本題に入ります。

 どうやら民主党にも、雨雲が覆っているようです。(無理やり前置きと関連付けました・・・)

 昨日の参議院議員選挙、結果は新聞などが報じる通りとなりました。見る限り、民主党の惨敗で、自民党が持ち直したと言った感じです。

 これまでの流れも踏まえてみてみると、確かに政権を取ってからの民主党は、いろいろと不甲斐ないことをしてきました。メディアや世論が批判するようなことをしてきました。一向にはっきりしない金の問題に普天間基地移設問題。思いつく限りではこれら2つのことですが、インパクトは強いものでした。
 特に普天間問題は、当時の鳩山党首が当初示した約束が二転三転し、さらにその結果は地元の人たちにとっては「期待させといてなんだそりゃ?」といったものでした。さらに、その問題が引き金となり、連立を組んでいた社民党が離脱したというのも、民主党のイメージを悪くしたのではないかと思います。そして、この出来事がきっかけで、社民党がもうちょっと頑張るかな~とか思ったのですが、結果はなんともはや・・・。

 ただ、見方によっては民主党もちょっとかわいそうに思えます。政権を取ってそれほど時間がたっていないにもかかわらず、求めることは与党歴の長い自民党と同じレベルというのは、なかなか酷だと思います。いうなれば、今年入社したばかりの社員にベテラン社員並みの仕事能力を求めるようなものです。不慣れな環境で覚えることがたくさんある段階でそれは酷だし、あたふたしているうちに時間ばかりがたってしまうはずです。先輩社員並みの働きができるには、まだもう少し時間が必要だと思います。
 つまり、民主党は経験不足の中で、限られた時間での成果を求められたわけです。

 私は特定の政党を支持しているわけではありませんが、その辺を考えると、少し民主党に同情の念を抱いてしまいました。

 ただ、その同情の念を薄くさせてしまったのが、やはり消費税に関する発言です。菅首相は「消費税も含めた議論を・・・」と主張していますが、どうも報道を見ると「10%に上げる」ことを目的としている感じがしてしまいました。
 それを見て、「生活を圧迫する前に、生活を潤すことが先決だろう!」と思い、それからの波及効果までも考えたりしていました。
 一方で、評価できる点もあります。選挙を前に「税の議論を!」と訴えるのは、何というか、フェアな感じがします。選挙前にはそんなことを臭わせずに、いざ政権を取った途端に「増税だああ!」と、まるで燃える闘魂のごとく勢いづいて、反対する人たちに脇目も振らずに「ほい!増税!」と言う具合に進めることもありえます(今まであったかどうかは、詳細を調べていないのでわかりませんが・・・)。それに比べれば、前もってそういうことを明らかにするというのは、素晴らしいことだと思います。・・・だからと言って、それを好意的に受け取るとは限りませんが。

 さて、そんなこんなで参院選、ふたを開けてみると、やはり消費税関連の発言のせいか、民主党はだいぶ議席数を落としたようです。
 一方で、自民党が躍進したようです。正直、これは意外だと思いました。
 なぜなら、いろいろあって自民党は失速したのに、あっさりと復活(と正確に言えるかどうかはわかりませんが・・・)したからです。「また自民党を信頼してみるか」と簡単に思ったのか、それとも「どこも信用できないけど、キャリアはあるし・・・」と思ったのか、その辺はわかりませんが・・・。
 それに、今回はいろいろな政党が乱立したので、そういった政党に票が散らばると思ったのです。・・・それでも、票が得られない政党もあるんだろうなぁとは思いましたが。実際に、結果を見ると議席獲得とならなかった政党もあるようです。
 そんな中で、みんなの党が大きく躍進しました。どうしてかというのはともかく、投票日の前日のテレビ(各政党の党首の演説の様子)を見た時、みんなの党は他の政党以上に熱意のある演説をしているように感じられました。内容云々というより、その姿が・・・。
 これで存在感を政界で強くアピールすれば、自民と民主を脅かす存在になるかもしれません。知名度に頼って票を集めようとしている政党に比べれば、信頼できるような気もします。

 というわけで、今回は他の多くのブログでも取り上げているであろう昨日の参議院議員選挙に思うことを長々と記してきました。
 この記事をご覧になられている貴方は、今回の結果、当然のものだと思いますか?それとも、意外なものでしたか?


参考
・参院選 民主大敗44 与党過半数割れ 自民、改選第1党
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100712-00000002-maip-pol