今回取り上げる作品は『D×H』です。まずは、少しばかりあらすじを…。

…風間大地は高校二年生。野球の名門帝洋学園の元4番で昨夏の甲子園ではホームランを量産して大活躍した。しかし、練習中のけがが原因で野球を辞め、野球部のない県立美波高校に転校した。だが、そこで待ち受けていたのは、ないはずの野球部の部長を名乗る空野ハルカであった…

 実はこの作品、まだ1巻しか出ていません。そのため、あらすじを記すよりも実際に本を手にとって読んだ方が早いかと思います。それでもあらすじを記したのは、今回は珍しく、読後すぐに記事を作っているため、内容をある程度覚えているからです。結構ブランクが空くと、記憶があいまいになるので…。さておき。

 偶然、上野駅の本屋で「竹林月」という名前を見かけて、それだけで購入を決めました。というのも、竹林さんの作品がおもしろいのは、『ことこと…』で証明済みだからです。私好みの話だったのです。今回は高校野球を扱うということで、さてどうなるのだろうと期待をしながら購入に至ったのです。
 そして読んでみたところ、まさに期待通りの内容でした。作品を読むにあたりいろいろな前提知識を必要としませんし、登場する人たちのテンションは高く、勢いがあります。どことなく、『白珠少女』と似ているような気もしますが、話が進むにつれて、その印象はだんだんと薄くなってきました。…なぜか高校野球ではなく、地元の草野球に活躍の舞台が変わっているのが気になりますが。果たして、大地とハルカが高校野球に挑む日は来るのでしょうか?気になります。
 ただ、別の意味で気になるのは、まだ連載は続いているようなのですが、この作品、1巻でうまい具合に話がまとまっているのです。…2巻、出るんですよね?近い将来に必ず…。

 ということで、何分まだ1巻しか出ていないので、あまり記すことがありません。あまり内容に触れすぎるのも、まだ読んでいない方から読むときの楽しみを奪ってしまいかねないので、今回は短めですがこれくらいにしておきます。それでも興味をもたれたという方、是非一読を。