前回は『うる星やつら』で使われていた音楽について取り上げました。その曲は歌がないものですが、今回取り上げる曲も歌はありません。基本的に私がここで取り上げる曲は、歌がないものが多くなるかもしれません。

 今回取り上げる曲は、昨年なくなったポール・モーリアさんが率いるポール・モーリア・グランドオーケストラが演奏する『クラシカル・ガス』です。
 ポール・モーリアさんの曲として有名なものは、『恋はみずいろ』、『オリーブの首飾り』などが挙げられます。後者は手品のバックグラウンドミュージックとして有名で、手品をすると必ずと言っていいほどこの曲が流れます。対照的に前者は、特にどこでなら必ずこの曲が掛かっていると言うわけではないのですが、しかしどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。そうした曲なら、『エーゲ海の真珠』も該当するかもしれません。
 しかしながら、私が取り上げる曲は、『クラシカル・ガス』です。この曲はあまり聞いたことがある人は多くないと思います。メディアでは滅多に使われないからです。イージーリスニングファンなら知っているといった曲です。

 ここではこの曲が作られた背景などに触れるつもりはありません。なぜなら、わからないからです。もしかしたら、ハードオフで見つけて、買った中古レコードの説明文に書いてあるかもしれませんが、ここで取り上げる内容とは関係ないため、触れません。
 この曲の特徴ですが、リズム感があって、テンポも他の曲と比べるとやや早めです。イージーリスニングの中ではかなり元気がある曲です。曲調も、同じリズムがずっと続くような単調なものではなく、途中で変化があります。具体的には、常に明るいわけでなく、物悲しげなところもあり、焦燥感を思わせるところもあるなど、平地ばかりでなく山あり谷ありといった感じの曲です。この曲は2分50秒ほどの長さですが、その中でちょっとしたドラマを感じられるのです。

 説明だけ聞いてもわかりづらいと思いますので、試聴をおススメします。ポール・モーリアさんのものは聞けませんが、様々なアーティストの作品が聞けます。タワーレコードのホームページ、iTunesの中のiTunes Storeなどで検索すると試聴できます。原曲はメイソン・ウィリアムズさんの作曲だそうです。

参考URL
タワーレコード
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfHome.jsp
クラシカルガスの原曲について
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1110241656