頭の中の考え事は、内臓に入れる『食事』と同じ。
食事に気を使わないと、病気になるように。
頭の中の考え事も、選ばないと心が病気になってしまう。
潜在意識と健在意識って何?
ということを説明する時に、私はよく『体と食べ物』に例えてお話しています。
基本的には
健在意識=自分で意識できる部分。
潜在意識=自分では意識できない部分。
ということなんだけど。
体と食べ物で例えてみると・・・
食べ物って、まず口の中で味わいます。
その時は味がわかるし、美味しい・不味い、も認識できます。
でも、喉を過ぎると、内臓の中で何が起きてるのかは、認識できませんね。
内臓の病気も、気づけなかったり・・・
そして、口の中では「美味しい」と感じる食べ物でも、内臓にとっては良くないものってたくさんありますね。
ジャンクフードや、添加物だらけのお菓子など。たまには良いでしょうけど、毎日食べていたら病気になりかねません。
でも、ジャンクフードや添加物だらけのお菓子とかって・・・
中毒になりやすいんですよね。
刺激的なので、脳が興奮してしまうのです。
これは、思考も同じです。
例えば、愚痴、泣き事、文句などは、ある意味で刺激的な思考です。
脳が興奮するので、中毒になりやすいのです。
愚痴や文句なども、たまには良いでしょうけど。毎日そんなことばかり考えていたら、潜在意識が病気になってしまいます。
知らぬ間に、無気力になったり、自信がなくなったり、、、
元気に生きるためには、内臓の健康が重要!
同じように、活き活きとした人生を生きるためには、潜在意識の健康が重要です!
頭の中で考える『考え事』という名の言葉たちは、言い換えれば、食べて内臓に入れる『食事』と同じです。
食事に気を使って、健康を維持するように
『考え事』に気をつけて、潜在意識の健康を維持しないといけません。
『考え事』は『食事』と同じ。
自分の内側に、直接入れこんでいる言葉なので、
ちゃんと選んであげる必要があります。
例えば、食事に気を使うときに、あまりにもストイックになりすぎて、我慢ばかりしていたら、そのストレスで逆効果ですね
たまには、体には悪いけど刺激的なものを食べて、脳を喜ばせてあげることも大切。
飲み会で盛り上がったら、一緒にお酒を飲んで酔っ払う日もあっていい。
でも、それが毎日では体が持たない・・・
たくさん飲んだら、そのぶん休肝日を作るとか。運動するとか。健康食を食べるとか。
帳尻合わせすればいいですね。
同じように、
考え事も、あまりにストイックになりすぎて、愚痴を言いたいのに我慢ばかりしていたら、そのストレスで逆効果です。
たまには愚痴を言って発散したり、仲の良い友人に家庭の不満を吐き出す日もあっていい。
でも、それが毎日では体が持たない・・・
愚痴を言ったら、そのぶん感謝をいっぱい言うとか、人に親切にするとか、愛の言葉をたくさん頭の中で言うとか。
帳尻合わせすればいいですね。
なーんか、体の調子が悪い・・・
こんな風に、体に良くない症状が現れたら、集中的に体に良いものを食べる必要があるように。
なーんか、心の調子が悪い・・・
こんな風に、心に良くない症状が現れたら、集中的に良い言葉を使う必要があります。
でも多くの人は、今の状況を分析することに集中しちゃうので、
例えば、やる気が起きない時に・・・
「あー、やる気が起きない」「私って行動力ないな」「もう、自分最悪だ」など、逆効果になる言葉を連発してしまうのです。
頭の中の考え事という名の『言葉』は、『食事』と同じです。
自分自身に、取り込んでいるものです。
食事が喉を通りすぎると、内臓で何が起こっているのかわからないように。
言葉も、頭の中で言い終わると、その後、潜在意識にどのような影響があるのか、わかりません。
でも、確実に影響しています。
『ばかやろう!』と頭の中で言っても
『愛してる』と頭の中で言っても
体感覚に大きな違いがあるわけじゃないから。ついつい言葉を選ばずに、いつもの癖で愚痴っぽい考え事をしてしまうけど。
考え事という名の『言葉』は、潜在意識に直接入れている『食事』なのですから。
自分の心の栄養になるような言葉を選び
けれど、ストイックになりすぎず
心の調子が悪い時は、言葉を使って栄養補給
言葉を選んで使っているうちに、良い言葉を使うのが当たり前になるように。
良い言葉を習慣化させましょう!
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マインドレッスン
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