2010_1212_安眠場所を得るということ | ロビンとハリーとラルとニイニの僕が僕であるために

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以前から気になっていたことだけど


保健所により保護され収容施設に入れられた保護犬のなかで、

幸運にも里親と巡りあえた犬達は

子犬の時からひとつの家庭に迎えられ外の世界を何も知らぬうちから

愛されて育ってきた子供達と違って

少なからず、様々な環境におかれ、居る場所を変えざるを得ない運命を

経験してきたわけだけど



例えば、捨てられてしまったとき。

例えば、冷たい床のネガティブワールド、収容施設に入れられたとき

例えば、レスキューチームに助け出され最悪の環境から助け出され

優しい預かりさん宅で先住犬と一緒に過ごせることになったとき


そして、馴染んでいたのに、里親さん宅へ行くことになったとき。


彼らは、自分の現在の状況をどう 感じるのだろう?


犬や猫だからそんなことは考えもしないのかな

気にもしないのかな


人間だったら、移動の度に、

これから自分はどうなってしまうのか不安でしょうがないだろうに



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ハリーくんはうちに来たとき、非常に落ち着きがなかった。

一時も油断することなく、物音や人の動きに一々反応し

ストーカーのように着いてまわっていた。

食の対する執着で不安を誤魔化しているようだった。


離れれば鳴き、来たらジャンプして喜んだ


この子はいつ本気で寝てるのだろう?爆睡とかしないのかな?

と思った


変わったのは、11日目の夜仕事から帰ってから。

私は仕事の都合上、家族の夕食時間には帰れないのでいつも一人で

夕飯を食べるのだけど、その日は邪魔もせずやたら静かだった

気付くとちょっとちょっかい出した後(座卓なので)座っている腰に

自分の背中をつけスヤスヤ眠っていた


いつもなら撫でるとバネのように跳ね起きるのに、ただ目を開けるくらい。

具合が悪いのかと心配したけど、そうでは無さそう。


撫でていると片手を私の足に掛け、初めて気持ち良さそうに眠りについた


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この時こそ、ハリーくんにとって安眠を得るという瞬間だったのだと思う


もう心配する必要はなくなったと納得したのかもしれない。

神経質にならず何も怖がらない。不安で不必要に寂しがらない。


ハリーくんは普段、2階の私の部屋で一緒に過ごしているのだけど

誰かが外から帰って来る度に鳴くこともなく、

次の日からは爆睡しまくりになった。

遊びに飽きてなにもすることがないと大抵横になってドェーンと寝てる。

寝てる間に何かしててもいきなり起きることはなく、

もうこちらの行動は自由になった。


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変わらないのは自分のご飯の準備を始めたときの落ち着きの無さと

たまに我慢できなくて床におしっこしちゃうことだけ。

おしっこは出来るだけしないようにはしているらしい。


寝床や絨毯の上には絶対にしなくなったから良いんだけど、

トイレシーツの上の感触は知ってほしいなぁ。。。もう少しだね。


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動物も不安でしょうがないんだ。

気になっていたことが体験できて本当に良かった。