ついさっき、Twitterで炎上していると言う記事を見た。
どうやら新幹線でガラガラだからと言って指定席に座って車掌に注意されて逆切れしたという話という事で、元のツイートは消されていたが、しっかりとログがとられて拡散されており、かなりの批判が来ていた。→きじはこちら
いやー、仕事辞めてから新幹線乗ること無かったからこういったサービスが出来ている事にも疎かったが、よくよく読めば読むほどツイ主の社会常識の無さにはあきれる。
それはさておき、早速ながら炎上しているわけで。
当然ツイ主はやばいと思ってツイートを消去したのだろうが、画像のスクショやらなんやらしっかりWeb魚拓を取られてしまっているわけで。
いわゆる「デジタルタトゥー」の黒歴史としてしっかり残ってしまうわけである。
しかもこのツイ主はどうやら本名？らしき名前でTwitter登録しており、もしこれが本名ならば下手をすればすべての個人情報が丸裸になるわけである。
多分、某巨大掲示板の鬼女板等であればとことんスネークされるだろうな・・・と。
ところで、こういったいわゆるデジタルタトゥーと言うのは非常に消しにくい、と言うより消すことがほぼ不可能なのは「バカッター」と言われる炎上騒ぎの過去などを見れば一目瞭然。最近のYouTubeでもまとめ動画が作られているほどである。
リアルのタトゥーであれば外科的手術で消せるだろうけど(傷跡は残るにしても)、このデジタルタトゥーはネットで拡散される限り、世界中にあっという間に広がってしまうもので、しかも半永久的に消えない代物。どんな手術でも完全に消すことはほぼ不可能なだけでなく、面白半分に過去を掘り返そうとする人たちによって忘れられたと思った頃に再度拡散されてしまう・・・と言うような地獄に陥ってしまう。
昔と違うのは、ネットが無い時代は炎上そのものがメディアによって煽られるものであったため、メディアが取材で押しかけて他の人が炎上を知り、尻馬に乗るという構図だったであろうが、ネットの黎明期においてはいわゆる２ちゃんねる(現：５ちゃんねる)の中で炎上が始まりネットウォッチ板等でネットウォッチャー(ヲチャ、魚茶等とも言った)が追跡し、鬼女板等で個人情報が調べつくされて2チャンネルの外に広がる・・・と言ったある意味閉ざされた世界での炎上騒ぎで終わっていたのだが、インターネットが普及しつくしSNS、ブログ、ネットニュース等で一般的に拡散されると、閉鎖的な掲示板社会の外に簡単に情報が出ていき、面白半分に騒ぎに乗じた人たちが個人情報を寄ってたかって丸裸にし、追い詰めていく。
正直背筋が寒くなる話ではあるが、今の世の中非常識な言動を安易にネットワーク環境にアップするのは自殺行為と言っていいだろう。
炎上するネタを常に探している人もいるのだから。
まぁ、ネットを安易に使うと恐ろしい状況に陥るというこった。