最近読んだ本のレビューです。
何かしら、興味を持ってもらえましたら幸いです。
価値観の近い人、そうでない人、いるかと思いますが、私個人の見解なので、何卒、ご容赦を。
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『外資系トップの仕事力』
評価(5点満点)********
・ビジネス役立ち度 ★★★★
・読みやすさ ★★★★
・感動度 ★★★★★
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外資系企業でトップを務める12人の経営者へのインタビュー。
彼らがどのような意識で、そのキャリアを選び、またどのように考えながら仕事をしてきたのか、が紹介されています。
12人の考え方は様々で、ある人は「●●しろ」というが、別の人は「●●するな」ということも。
行き当たりばったりのキャリアの末にたどり着いたところだったり、10年後のキャリアを重要視しろだったり。。。
成功なんて人それぞれ。
ただ、共通していたことは、不本意な仕事をすることになっても、「やってみようか」という受け入れ態勢を持ち、仕事を楽しんでいるところ。
自分も不満ばかりでなく、どうしたら楽しめるか。これを追求した先にキャリアを築ければと思いますね。
<それぞれの言葉で引っかかったキーワード>
魚谷雅彦
日本コカ・コーラ代表取締役会長
・今も気をつけているのは、「これはこう決まっているから」という発想に陥らないこと。
・留学したいと思ってライオンに入り、マーケティングに出会い、コカコーラに行き当たった。
ただ、選択したものは、思い切り好きになって、のめり込んだ。
情熱をもって必死で取り組めば、自然に道は開けてくるものなんです。
柴田励司
マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング
代表取締役社長
・会議では必ず発言しなさい。出来れば一番最初に。しないのなら、その場にいる意味はない。
やる以上は、主体的に当事者意識をもってやりたい。
・若いうちから自分の判断や好き嫌いで仕事を値踏みしていると、自分が伸びる芽を摘み取ってしまうことになりかねない。将来組織を率いるような人間になりたいのなら、自分の器を広げるためにも知識と経験の引き出しをたくさん用意しておく必要がある。でも、何を経験し、学べばいいのかなんて答えなんてないんです。打算や損得で選べるものではない。逆に言えば、あらゆる経験や学習が将来の自分にとっての糧となる。だからこそ値踏みはしないほうがいいんです。
・次はこうだと頑張りすぎないこと。功を焦り過ぎないこと。過度にリターンを期待しないこと。
キャリアは自然体で考えていく。
新宅正明
日本オラクル代表取締役社長 最高経営責任者
・次に何が起こるかを想像して仕事をすることですね。それができる部下は信頼できる。
間違っててもいいんです。それを考えててくれているだけで安心なんです。考えているから前にちゃんと進めるんだもの。
・キャリアというと、普通は出世だとかをイメージするかもしれないですが、やっぱり僕は何に貢献するのか、ということ考えていて欲しいと思う。その一番は、やっぱり社会に対してだと思うんですよ。となれば、社会に貢献していく過程で、どんなことを自分は心地よく感じるのか。どんなことをして、その時間を過ごしたいのか。それが僕はポイントだと思う。
関口康
ヤンセン ファーマ代表取締役社長
・どうして出来なかったのかと。それを明確にしないと、「思い」は出てこないと思うから。
・日本の会社の場合、社内で偉くなるには成果だけじゃダメなわけです。自分の技によって生まれる成果が評価される。そういう人生にしないと後悔するかもしれないな、と思うようになってきたんです。
「本当はもっと偉くなっても良かった人間なのに上司が悪い。」こんな愚痴を言い続けて人生終わったら、これは悲惨ですね。
・大事なことはモチベーションをあげる方法を考えることと、成功体験ですね。
平野正雄
マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン
ディレクター
・商業主義で動いていれば、数字を上げる人間が評価され、またまわりにひとが集まる。場合によってはこれは誰のクライアントかというつまらない対立が生まれる。
プロフェッショナルは商業主義の奴隷になってはならない。プロジェクトのためのプロジェクトはしない。
・クライアントやマーケット、競争、現場といったものの中にこそ、答えはある。現場に行って、自分で見つける力が必要です。
・いい仕事をするためには仕事にオーナーシップをもつことが大切です。当事者意識をもたなければ絶対にいい仕事はで来ません。自分はこれをやりますというコミットをする。当事者意識がないと迫力がでない。コミットがないとエクスキューズを探し始める。「プロ」の仕事はそこそこではダメなんです。一流の仕事をするためには、ある程度自分を追い込まないと。これはどんな仕事でも同じでしょう。
グレン・S・フクシマ
エアバス・ジャパン代表取締役社長
・とにかく経験を積むことが大切だ、ということです。そのためにはチャレンジが大切になる。
藤井清孝
LVグループ代表取締役社長
ルイ・ヴィトン・ジャパン カンパニープレジデント
&CEO
・情熱は成功の第一条件です。
・もう一つは、与えられた運命の中でベストを尽くすということです。
人との出会いは、計算してできるものではないんです。だから常に努力しておく。人脈も作る。そして努力したら、あとは運命だと考える。一生懸命やっていれば、必ず何かが起きます。そうなったときに考えればいんです。
藤森義明
日本ゼネラル・エレクトリック代表取締役会長
GEコンシューマー・ファイナンス・アジアCEO
・一番すごいところで、一番難しいところで、自分をチャレンジさせられるようなところで、自分を磨く。その中で、自分を強くし、伸ばしていく。必要なのは、その意識だけです。
・若いうちに、優れた人とたくさん会って刺激を受けることです。凄い人に会わないと、学べないですよ。
凄い人にあったら、そのひとを目指す必要はない。10人の凄い人に出会ったら、10個の素晴らしいものを見極める。大概、これが凄いと思うところは。実は自分に欠けているところなんです。だから、まずはとにかく飛び込んでいくこと。
安田雄典
BNPパリバ 在日代表
・ちゃんと芯のある人間か。ならば、どの分野の仕事も任せられる。逆に通り一遍の固定概念でしか語れない人だと困る。しっかりとした芯があり、探究心があり、好奇心があり、さらに柔軟性もある。
山中信義
日本エマソン代表取締役社長
・活躍できる人間は、答えをひとつしか求めない人間ではない。答えをマルチプルに求める人間、認める人間だと思う。
・70点でいいんです。ある程度勝てると思ったら、結論をだして一歩踏み出す。失うものがないんだから、どんどんやればいい。大事なことは自分がどうしたいか。どんな方向に進みたいかです。
脇若英治
BPジャパン代表取締役社長
・トレードという仕事には4つの能力が必要です。
情報収集、分析、決断、実行。
この4つを瞬時にやるのがトレーダーだけど、全部できるひとは案外少ない。
でも、グッドトレーダーはこの4つを高い次元でやる。しかも優れた人ほど瞬時にやってしまう。だから、相当の記憶力がないとダメなんです。
ラヴィ・チャタベディ
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン取締役社長
・グローバルに成功する能力は「グローバルコミュニケーション」「能動的なリーダーシップ」「専門分野における専門的な知識、専門的なノウハウに熟練すること」の三つだ。
・まずは自分の仕事について社内の誰よりも良く知ること。それが成功の第一歩です。
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