未来とは、
 
いつも、この目の一ミリほど向こうにある世界。
 
この時間の次の世界だ。
 
未来に対するスペースが心の中にあるだろうか。
 
うすくとがった緑色の葉っぱの先にのっかってるてんとう虫。
 
その葉は、川のほとりによくはえている葉っぱ。
 
手を切りやすく、抜きにくい、がんじょうな草。
 
 
流星の人のことを、すっかり忘れていました。
 
忘れたらダメ
 
流星の人こそが、
私のささえだもの。
 
迷いそうになった時
間違いそうになった時
 
本当に深い霧の中のように何も何も道しるべも
なくなった時
 
流星の人のことを思うと、
方向が分かる。
 
流星の人のことを
「思い出すのよ」という
声さえ聞こえなくなった時がいちばんのピンチだけど
 
今までだって
そんな時は長くは
続かなかった。
 
いつだって時期に流星の人のことを思い出せた。
 
ひとことつぶやきさえすれば、霧が晴れて虹がでて、サーッと道が前方にのびていく。
 
そう、流星の人のこと、ちらっと思いさえすれば。
 
 
【流星の人×P28】
 
 
Hatiko