私には
限りないものの
入り口だから
大きな波がきて
波かと思ったのは
それは朝の光だった
私たちは光にチリチリ
ひらめきながらのまれて
離ればなれに
なっていった。
最後に見た時、
流星の人は、私を見ていた。
その目は、
なつかしく未知の目だった。
忘れない。
今も思い出すと、
やる気がでてくる。
あなたのために、彼のために、だれかのために
何かをやる気になるって、
とてもうれしいことと
思う。
胸におしよせる気持ちは、よろこびだけじゃなく、
ちょっとした暗さや焦燥感やうしろめたさややるせなさ、やむにやまれぬ熱情と冷たさも、入りまじった気持ちなのだけど、それでもそれらが大きなかたまりとなって胸の奥からぐっとつきあげてきて、かたまりが、非常ないきおいで私をどこかへ、何かをさせにつれて行く。
勇気のでること。
力あふれること。
かたまりと共に私は空の遠くを、海の深くを、どこか遠くを、どこか近くを、
めざしてつき進む。
突き進む時に
ほおに感じる風の強さを、
あなたに伝えようと思う。
【流星の人×P78】
Hatiko