こんばんはニコニコ




6月も後半に入って
時の流れの速さを感じます。

お義父さんの月命日の日
義姉夫婦と共に
祖霊舎(神道なので 。仏教でいう仏壇)
を拝みました。

サニーも静かに^_^


その後 食事をしながら
お義父さんとお義母さんの
思い出話になったのですが
(私が嫁ぐ前に二人共亡くなっています)

お義母さんは体が弱く 
うちの主人を授かった時
お医者さんに産むことを反対
されたそうです。

でも 絶対に産みたいという強い希望で
周りに心配されながらも
無事に主人を出産することが
できたのですが
産後の 出血がひどく
食事もできないほど衰弱し
長い入院生活になったそうで
周りの人が皆 先行きを
案じていたそうです。

あるとき お義父さんが
入院中のお義母さんに

「ひと口食べるごとに有り難い。
ひと口食べるごとに 美味しい。
たとえ美味しいと感じられなくても
その言葉を口にしなさい。
言葉に出して言っていたら
必ず食べることができるように
なるから」

と 力強く語りかけたそうです。

その時の様子を
当時 5歳だったお義姉さんが
覚えていて
お義父さんの強い眼力と
お義母さんの半信半疑な
表情を思い出すと言っていました。

でもその後お義母さんは 
少しずつですが
段々食べることが
できるようになって
ある瞬間に本当におかゆの一口が
「美味しい」と
感じることができて回復し
退院できたとのことでした。

後に うちの主人もお義母さん自身から
この話を聞いて
子ども心に言葉の力の凄さを
感じたそうです。

最近になって「言霊」の大切さが
取り上げられていますが
幼少期にそのことを教えられた
お義姉さんや主人は幸せだなと
思います。
私も息子達に大切なことを伝えないと(^◇^;)


一言一句 よく覚えているなぁ
と感心するくらい
お義姉さんや主人の記憶の中に
お義父さんやお義母さんの言葉が
残っていて
義母は主人が14歳の時 
義父は22歳の時に
亡くなったので
親子としての時間は普通の人より
短かったかもしれませんが
心の幸福度は高いなぁと
感じました。

何十年経ってもずっと心の支えに
なる言葉や姿を記憶に残した
主人の両親を思う時

姿 形こそ 目には見えないけれど
いつも見守って下さって
アドバイスを下さっているような
気持ちになりました。
感謝です。





そして先日一年祭だった
麻央さん

ブログを通して
大切なお心を教えて下さって
自分の心を見直すきっかけに
なりました。
ありがとうございましたクローバー