酔いが回って来ると、人の話し声が聞き取れなくなってくる。
ざわざわとした音のかたまりとしか。
受話器の向こう側の背景の音と言えば分かりやすいかもしれない。
難聴前からこうだったのか、難聴のせいなのかももう覚えてない。
話すのが苦手なのに、聞きとりも苦手になり、さとりを開いたような、何かに集中して何も耳に入らないような状態に気付く事が増えた気がする。
この耳は、おそらくもうこのままでありこの状態になった時からすんなり受け入れもして、聞こえる様になりたいと考えたことはない。
むしろ残りの耳も聞こえなくなったらどんなだろう?と想像していた。
無関心だと自己評価しているが、したい、知りたいと思うことももちろんある。
無関心を装うことも。
その結果、不利益を被ることもあるが自分の為したことなので基本的には受け入れる。
変わりたいと思ったこともあったが、最近はない。
他人の言葉に躍らされていると感じるのが嫌だが、例えば、上記の事は普通なら諦めてるとか開き直りとか思われそうだけど、普通の人が考える様なことを自分は思わないのに、社交辞令的に口にすることに違和感を感じる。
他人と違う事が苦にならない。変人変態は褒め言葉だよね。
他人と違うことで、話しが合わない事にたまに寂しさを感じる位。
無理に合わせようとは思わない。
子供達が、似た感じに育つと本人達は困るかもしれないと心配するが、こんな考え方なら別に困らないかもとも思うし、既に友達が多いので、心配なさそうだ。
人と違うのはなぜなのかな?普通じゃないのは悪いことかな?病気なのかな?