トラウマのある人とない人の思考の違いの一例です。

 

隣人がいつも彼らの車をうちの前に止めるのをとても嫌がる主人が、ここに車を止めないでくれ、と隣人に言いました。その土地は市の土地で私達の所有地ではないので本当なら私達に車を止めるなという権利はありません。

 

隣人とは交際がなく、彼らの庭には沢山のガラクタが放り出されていて外見的に見るとあまりモラルがありそうには見えず、車は4台もあって路上のどこにでも人の迷惑を考えずに車を止めます。ご近所の人からも色んな話を聞いていてあまりいい印象がありませんでした。

 

私は家庭内暴力の家庭で、主人は円満な家庭で育ちました。

私は主人に言いました。そんな事を言うともっと嫌がらせするかもしれないから言わない方がいいんじゃない?でも主人は一応言ってみるんだ。辞めるかもしれないから、と言って止める私を後に言いに行きました。

 

結果、隣人は一切そこに車を止めなくなりました。私はこんなにあっさりと頼みを聞いてくれるなんて想像していませんでした。私が想像していたのは嫌がらせをされたり、隣人との状況が悪くなる事ばかり。主人に聞いてみると、車を止めなくなるか今まで通りかの50/50だと思ったとの事。

 

主人を見ていていつも思うのは、トラウマのある人は物事の結果を怖がりがちだったり悪い方向に想像したりする思考の癖があります。それに反してトラウマのない人は恐れが少なく、結果をもっと良い方向に想像する事が出来ます。よって行動しやすくなります。

 

あなたの想像にはトラウマ現れていませんか?