若い頃はよく音楽を聴いたものだった、特にハードロックが好きで、ツェッペリン、パープル、オジー等、ランディ・ローズが亡くなった時は本当にショックだった。しかし、そんなハードロック熱もデフレパードくらいまでだった。
スラッシュ、やデスにはついて行けずいつの間にか音楽から遠ざかって行った。
その後はなんとなく聞こえてくる音楽が自然と耳に入ってくるといった程度で、これはと自分から聴こうということはなかった。
ある時aikoという女性シンガーソングライター(こういう呼び方ももう古いのかな)の存在を知り、まずそのルックスに惹かれてしまった。本人には失礼かもしれないが美人というよりは本当にカワイイといった感じで、私がイメージするカワイイにこれほどぴったり当てはまる女性は他に居ないだろうと思ったくらいだ。そして声もその独特のメロディも素晴らしかった。しかし、その後彼女の唄を多く聴ことはなかった。誤解しないでいただきたいが彼女の唄を批判するものではなく、私が夢のないおっさんになってしまったから彼女の唄う恋愛の唄を聴くハートがなかっただけのこと。
だいぶ前置きが長くなったがここでやっと本題へ。映画「バッテリー」を通じて熊木杏里の存在知った。
彼女が唄う主題歌「春の風」を聴いてその声にやられてしまった。まぁ、何でも好みというものは人それぞれだが、私には彼女の声そしてどこか懐かしさを感じさせるメロディが本当に心地よい、彼女は数年いや十数年振りに私をCD売り場へと誘った。
調べてみると彼女の唄はCF、ドラマ、映画と結構使われていたりするのだが、失礼ながら大ヒットとまではなかなか至っていないようである。こういう唄が万人受けしない時代なのだろうか、もう少し表舞台に立ってもいいのではないかとも思える。大衆受けすることが良しと言うわけでもないのだろうし、コアなファンの中には今のままでいいのだと思っている方もいらっしゃるかもしれない、自分勝手をいわせてもらうがいずれにしても私を癒してくれるこの素敵な歌声を少しでも長く聴いていたいと願う。