本日のお品書き

 

前回は、呼吸音について話しましたけど、同感してくれるかたいますよね

自信の無いときは、長いものに巻かれましょう

 

今回は

1.フィジカルアセスメント(循環)

  • 血圧に脈拍は当たり前
  • 変化も当たり前
  • 看護に生かせてますか?

 

自動で計れますよね

自動血圧計を使えば、血圧と脈拍って計れます

それも、自動的に

 

以上 

 

 

そうではなく、病院に行くと診察や検査の前に計ります

検診でも計ります

 

さて

何故でしょう?

 

その通り あなたはえらい

生きている証だからです

 

血圧は 心臓から拍出される血液量 と 血管の硬さで決まります

 

もっと具体的に説明すると、

 1分間に拍出される血液量 なので 心拍数が少なくなると血液量は減ります

 また、心不全などで 1回に拍出される量 が減ることでも血液量は減ります

 

 血管の硬さですが、動脈硬化などで血管が硬くなることで血圧が高くなります

 逆にいろんな理由で血管が柔らかくなりすぎると血圧は低くなります

 

生きるためには、身体の隅々まで酸素を届ける必要があります

酸素を運ぶ流れが血液であり、ある程度血圧が無ければ身体の隅々まで運ぶことができなくなります

 

身体はうまく出来ていて、生きるために心拍出量(1分間に拍出される血液量)や

末梢血管抵抗(血管の硬さ)を調整してくれています

よくたとえにでるのが、ホースで水を出しているときに、ホースの先をつまむと勢いよくでますよね

これが血管が硬くなった 末梢血管抵抗が強くなった状態です

蛇口を回せば勢いよくでますよね 心拍出量が多くなった状態です

 

この調整は自動的に行われています

 

 

前の勤務の人 どんな風に記録してるかな? ってみると 「副雑音 無し」

無いって!! ブツブツって音聞こえる気もするけど 聞こえ無い?

じゃ どうするって 「副雑音 無し」って書くしか無いでしょ

 

<a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3TDBNG+7VZSC2+5244+5YJRM" rel="nofollow">d払いポイントGETモール</a>
<img border="0" width="1" height="1" src="https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3TDBNG+7VZSC2+5244+5YJRM" alt="">

 

 

あまり勉強もしてこなかった私は、呼吸音の種類も分からないまま過ごしてました

自信の無いことは前勤務者のまねをする始末

指摘されても自信ないので

 

そんなとき、同僚の認定看護師と話をすることがあって、呼吸音について聞いてみたんです

「呼吸音てよく分からないですね。なんて表現して良いか分からなくて」って

そうすると、

「聴診器は病棟にある薄いやつですか?」と聞き返すので「はい」と

例えば 生春巻き をよく切れる包丁でカットすれば 食材が何なのかよく分かる

余り切れない包丁でカットすると やや押しつぶされた感じで食材の境目も分からない感じになるの分かります?

 

はあー

 

目が悪い人がめがねをかけずに周りを見るとぼやけてはっきりと見えない

これは分かります?

 

はあーなんとなく

 

要するに、よく聞こえる聴診器で聞いてみて下さい と

 

 

そうなんです 聞こえていなかったんです

はっきりと聞こえていない音なんて記録できないですよね

 

それからは、できるだけ聞こえそうな聴診器を探し使うことにしました

 

そのころ、病棟に医師が持ついかにも高級そうな重たい聴診器が置きっぱなしに

それも数日間置きっぱなし

 

一回ぐらい使っても良いかな って考えてお借りしました

 

「なんじゃこれー!」

呼吸音どころか心臓の音!ドックンドックン

呼吸音もスースーと空気の流れる音

どこからかお腹の音?

 

こんなの聞こえていいの? 聞いて良いの? 聞いてはいけない音じゃないの?

と驚きの連続でした

 

こんなにも違うんですか 先生さまの使う聴診器は

 

こんなことを話してくれた医師もいました

「道具を使って聞き逃すことが少なくなるんなら安いもんですよ」と

この違い!

医師は診断の為に聞き逃しがないように道具にお金をかける!

 

さすが先生やな! と思いつつ 

一度別世界を知ってしまった私は、なんとか聴診器を、良い聴診器を、高い聴診器を

買おうと心に決めたのでした

 

 

看護に生かせてますか?

医師は診断の為に聴診をします

わずかな聞き逃しが診断ミスにつながるからです

 

では看護師は診断の必要が無いから聞き逃してもいいですか?

 

そんなことは無いですよね

看護師は変化をみて記録、報告する役割があります

 

例えば、人工呼吸器を装着している場合に、排痰を促すために体位ドレナージを行います

気管内吸引だけでは消えなかった音が、右横に身体を向けてしばらくして気管内吸引してその後呼吸音を聞いてみるとゴロゴロとした音が聞こえ無くなったことありますよね

 

この変化を知ることが重要です

看護師が体位変換や気管内吸引などケアを行うことで病状が変化します

逆に言えば、適切なケアをしなければ病状は悪くなります

 

今一度 看護に生かせてますか!!