時は80年代 冬
パリのマドレーヌ通りにあるレジデンス
これがマドレーヌ寺院です。
そして私はフォションの2つ隣に
住んでました。
登場人物
・モデルのF君
(日本遠征時、車のCMやショーなどの
仕事をこなしたモデル)
・天才スタイリストL君
(後に約300人超えの応募者達を蹴散らし、
見事 Gucciのヴュジュアルマーチャン
ダイザーとなる。ゲイ)
・アメリカ人彼氏
(天才L君の彼氏。ナイスガイで後に
日本で企業し経営者となる。
日本語はペラペラ。ゲイ)
・親切なお隣さん
(パリ歴何十年のベテラン通訳。
専門は英語なのに何故かパリに住んでいる
温厚な日本人男性)
・ぶさ子
(この実話の一応ヒロインw
ごく平凡なちょいブサのしがない日本人留学
生)
天才L君のパリ滞在が
思ったより長くなったので
日本から心配した
L君の彼氏が迎えにくることに。
明るく面白い彼氏と私は
直ぐに仲良しになる。
天才L君カップルが同じベッドで眠っている
場面に出くわしたことがあるが
綺麗な二人の寝顔を
見ると私も癒される。
BLではないけれどww
4人でひとしきり遊び倒す日々は続く。
でもそんな時、天才L君が日本に帰国することに。
穏やかでとびっきり素敵な笑顔を浮かべ
天才L君は言う。
ぶさちゃん、日本に帰ってきたら、また一緒に
遊ぼうよ、と。
私は彼らの幸せを願い二人は帰国した。
その頃から私は酷い流感にかかるようになる。
普段は全くそんなことないのに。
1度など一晩中、咳が止まらなくて
「もう死ぬのね。
まるでフィッツジェラルドの
小説のタイトルのように。
雨の朝、パリに死す」
と思い浮かべる。
まるでヒロイン気取りww
ところが翌日の朝
あの親切なお隣さんが一晩中咳していた私を
心配してお薬とフルーツを
買ってきてくださった。
お薬を飲みつづけ流感は治まったのだが
何かがおかしい![]()
そう言えば天才Lちゃん達と
怖い話していると
急に電気が切れたり、
隣の部屋にあるクローゼットの
扉が勝手に開いたり。
いつもは陽気な私が
訳もなく彼と口論になったり。
薄ら寒いオーラを感じる。![]()
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思っ切って親切なお隣さんに聞いてみた。
ぶさ子
何か変なんですよね。
妙にイライラするし。
日本で流感なんてかかったことないのに。
2回も続けてかかるなんて。。。
お隣さん
あぁ、知らなかったの?
この建物はパリでは知らない人が
いないというくらいの
通称:呪いの館 なんだよ![]()
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第二次世界大戦中に
ここに住んでいたユダヤ人
をナチスが皆殺しにして
その後ドイツ将校達
が滞在してたのさ。
だから今でもでるんだよ。
幽霊が!
呪われてるのさ。
お隣さんはこの館のちょっとした秘密を
知っていたが
それでも長年、ここに住んでいた![]()
なかなかの強者w![]()
オカルト的なものには疎い私でも
もうここには住めないと
モデルのF君に言うと
新しい部屋を探す方がいいと意見は一致。
そうして私の新しいお部屋探しが始まった。

