僕の信条、というか、ほとんど、
”お坊さんもどき”の人の受け売りなんですけど、
「人の死は、その存在がなくなったから死んだわけではなくて、
その人の事を語る人が、一人もいなくなった時に、
はじめて成仏(死ぬ)すると。」
たとえば皆さんの、
爺ちゃん婆ちゃん、親兄弟、親戚、友人知人・・・
既に他界されていたとしても、
何かの折に、故人の話題がでてきたりするということは、
まだ生きているという事と同じだと。
物質的なものがなくなったに過ぎないと。
この人の場合も、まだまだそうでしょう。
<鎌田学さん:赤いバイクに乗ってる方>
ましてや、
彼の開発にかかわったバイクのってますしね、俺。
いやがおうでも、間接的に、
思い出すっちゅ~ねん(汗
昨年の箱根での、ダンロップミーティングでお会いして、
Tシャツとバンダナいただいたのが、最初で最後でした。
いつかは、わからないけど、
人はいつか死ぬことだけは、絶対に決まってますから。
それが、今日なのか明日なのか、
1ヵ月後か3ヵ月後か、3年後5年後、10年20年・・・
バイクに乗っていようがいまいが。
だから今日をできるだけ精一杯、悔いなく
生きてくようにしたいですね。
彼もあの日、精一杯バイク乗ってたんだと思いたいです。
それがサーキットでも、公道でも。
だから僕は、
「これからは、高いとこからいろんなライダーを眺めててください」、
とはいうけど、
「さよなら」、は、言わないです。
<Never can say goodbye>