
ということで、珍しくがんばって、
僕なりにまじめに続き書きました。
09、YZF-R1試乗記です。
ちょっと長くなってます。
ここから-----------------------
なんとかかんとか、Y@P川@中@へ来ました。
早速、四面楚歌的にY社のバイクでごった返す
駐車場のど真ん中に我が愛車をブッコみます(w
気持ち、周りからのドライな視線を受けながら、
ズラ(メット)を脱ぎ脱ぎしていると、店員さんが寄ってきました。
「今日はどのようなご用件で?」
もちろんこんなむさい所に、
わざわざクレープを食いに来る人もいないと思いますが、
「あ~と、バイクを見に来ました。R1ってあります?」
んなもん、店のまん前に置いてあったので、
あえて聞くまでもなかったのですが・・・(w
試乗車1台、国内2台、逆車3台、売約済み1台の、
計7台のR1が置いてありました。
まずは簡単なセールストークを受けながら、
店内マシンから、試乗車が置いてある外へ。
頼んでもいないのに早速、試乗車のエンジンをかけていただきました。
最初にこのエンジン音を聞かせて、客の反応をみるという
メーカー側の指示でもあるのでしょうか?(w
うん、やっぱり国内仕様は静かですね。
でもって、あまり美しい和音でもなし(w
この辺は、重々承知していたので、問題なしです。
その後、ぐるっと眺めて、またがったりしていると、
「試乗できますけど乗ってみます?」
と、こちらが切り出す前に誘われましたので、
「え~、いいんですか?」、
なんて、わざとらしくリアクション。
その後、申し込み書にサインしまして、
免許証のコピーをとられて、いざマシンへ。
マシンはホワイトで、トリップは1900km強。
カウルのうねりが、色のせいもあってかちょっと、
巨大ヤリイカに跨ってるっぽい(w

<ヤリイカ君>
コースの指示はなく、30分ほどで戻ってくれれば良いとの事。
内心、「ラッキー!! どこまでいったろか」、と思いましたが、
そこはもう、いいオッサンなので、めんどくさいから
D3K貧は、やめとこと思いました。
「スタート時のトルクが細いのでエンストに気をつけてください」
と、言われましたが、僕的には、まったく問題なし。
どっちかというと、いつもの癖で
シフトダウンでペダルをバンバン掻き揚げてしまって、
Nが出ないな~と、一瞬悩んでいました(汗
ということで、レッツらゴー!!
<エンジン編>
確かに、スタート時の一瞬先の細さを感じますが、
走り出してしまえば、
「ええ~!!、これで国内仕様?」
ってほどの、もりもりトルク感。
まったくもって、パワー不足は感じません。
その後、5~6千回転ぐらいで、一瞬エンジンの”ガサツキ”を感じます。
でも、そのまま回転あげていくと、だんだんこのガサツキが取れてきて、
1万近くになるころには、滑らかな雰囲気に。
あいにく、僕の腕+一般道では、
2速10000prmが精いっぱい。一瞬3速に入る程度。
でも、どの回転域からでもついてくるエンジンと、
あのトラクションとのダイレクト感がたまんねぇ~。
アクセルとタイヤとの直結感は、
JAROってない(嘘ではない)です(爆。
楽しい。
ただの市街地走行でも、この直結感が楽しい。
よって、むやみやたらに、
加減速を繰り返してしまいました(w
<ハンドリング編>
ハンドリングは、ニュートラルかな。
過敏でも鈍でもない。
このハンドリングは、僕のCBRと近いものを感じました。
割とフロントヘビーで、安定性が高い雰囲気。
ちょっとベタっとした感じが似てる。でも旋回力は、R1のが上ですね。
あとホイルベースの短さの分かな?(数値はしりません)
CBRのが、リアアームの長さを感じました。
(逆にR1の短さ(普通?)を感じたということ)
一度、フロントが振られるシーンがありましたが、
ステダンサポート?もあり、すぐに収まりました。
このフロントなら、リアが振られ様が、
ちょっとやそっとじゃ破錠しないでしょう。
僕なら、もう少し軽快な方向に振りたいです。
パタパタ寝るようなセットにしたいです。
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'08CBRは、早めのセルフステアが強くて、
どうも好きになれないのです。
昨年のGWに某BS誌の企画で伊豆スカで
乗せていただいた際にコーナー毎にメットの中でつぶやいてました、
「それ、俺のタイミングじゃないから(怒)」
勝手に曲がろうとするのが、どうも気に入らなかったです。
まあ、好みの問題だと思いますが。
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<ブレーキ編>
普通じゃないでしょうか?
低速だと割と効く感じがしましたが、高速域からはどうでしょう?
コントロール性もあったような。
<シート高>
ちょっと高くないですか?
僕のシートも変えてあって、厚みがあって高く、
つま先ツンツンなんですが、ほぼ同等な感じがしました。
<熱>
試乗最後の方で、お尻がいい感じにほっこりしてきました。
この時期はいいですが、夏場どうでしょう?
<燃費>
知りません。
一説によると、高回転志向ゆえ、あまりよろしくないとの事ですが、
こんだけトルクあるなら、低回転走行でエコライドいけません?
<ライト>
普通?
見た目に反して、さほど明るくはないのでは?
夕刻だったので未確認です。
<デザイン>
個人的に一番の問題箇所。
この内容で、R6風のデザインなら間違いなくイケイケです。
なんで”もっさり&短く”しちゃったんだろう、オシリ周り。

こう見ると、なんか悪くないです(汗
<試乗を終えて>
まず今のバイク(05CBR)に比べ、ポジションなどは不思議なくらい
違和感なかったです(僕の個人感覚ですよ)
ハンドリングは思っていたほど、キレキレって感じでもなく、
割と安定志向。
でもやっぱり一番の違いはなんといっても、
あのエンジン特性とトラクションですね。

帰りのCBRのエンジンが、よく言えばマイルド。悪くいえば、
「回ってるだけで力がねぇ~」、って感じてしまいました。
(まがりなりにもフルパワーして、このR1よりはパワーあるはず)
もっと言うと、
「このCBR、250ccじゃね?」、ってくらいのギャップ。
トラクション感覚の違いがこんなにも?
CBRの回転を上げていっても、その感覚は多少薄らぐ程度。
車でいうオートマ的な、ギアが直接噛み合ってなくて、
できの悪いATFを介して動力を伝達してる感覚とでもいいますか。
ダイレクト感がまったく感じなくなってしまいました。
あの感覚が好きな人は、R1、ハマルと思います。
ということで、本当にちょっと乗っただけですが、
スウィートの意味することが、ちょっと感じた気がしました。
僕なりに解釈すると、スウィートとは、
「楽しくて速い」、とでもいいましょうか。

そして、
「だから、音の事なんて無視して、V5出しときゃ、おもしろかったのに~、Hさん」
と、ちょっと思ったのでした(汗。
<追記:セールス状況>
逆車購入客がやっぱり多いそうです。
国内→フルパワーより安上がり?。
今春より、10年モデルの逆車がプレスト経由?では入るらしい
(今の逆車は、プレストさんじゃないとの事)
しかし!
やっぱこの09R1のデザインがNGで、
'07-8 R1を購入していく方もいるとか。
個人的には、
マイチェンのデザインに期待していいですか?
おしまい