許田まで来た高速道路の道順を逆に進み、那覇に戻る。
「エッチャンの運転は本当に安心できるなぁー」「本当だねぇー」みんなは運転してくれているエッチャンに対して気を使っているのか、普段言わないようなことを言い出す。
ロビンの携帯が鳴る。メールだ。
「あ。"広島じゃけん"から連絡だ!」昨夜"とぅーばらーま"で最後まで一緒に飲んでいた 広島から来た3人組み(男女女)からだった。
彼らはもう沖縄を飛び立ったらしい。
今度は京都で会いましょう!とのことらしい。
・・・会うかなぁ。
「おみやげ買えるかな?」「国際通り行けば たくさんおみやげ屋あるじゃん。 まずは国際通りだ!」ドライブインハワイを出てから1時間程度で国際通り付近に到着する。
車を時間極め駐車場に停める。
「お前らには40分時間をあげよう。40分間でおみやげを購入し、この場所に戻ってくるのだ! では、自由行動!!」ロビンがそう言うと各々国際通りに散っていく。
ロビンは国際通りに来たら、真っ先に行きたいところがあった。
沖縄料理屋"とぅーばらーま"だ。
早足で店の前まで行くとロビンは店員に確認する。
「すみません。昨日、ここの2階で飲んでいたんですけど、パーカーを忘れてしまって・・・。ありますかね?」そう。昨夜、エッチャンを抱えて退店したときに 店に忘れていったパーカーだ。
「あ。グレーのやつですか?」どうやらあるらしい。
店員が2階に上っていく。
(太一に忘れ物チェックをお願いしたんだけどなー)と、昨夜のことを思い出す。
お願いしたこと自体が無駄だったことは、頼む前から分かっていたことなのだが。
パーカーは太一にとって、ゴミ同然だからな。
昔、購入したばかりの大渕のパーカーを迷わず捨てたことがあるのだが、それはまた別の話。
「これですか?」丸一日離れていたパーカーと再開することができた。うれしい。
その後、ロビンは職場の人たちにだけおみやげを買えばいいやーと思い、おみやげ屋を物色する。
迷うことなく"塩ちんすこう"を手に取り購入。

エッチャンは同じ"塩ちんすこう"と"沖縄地ビール"を手に取り購入した。
このビールが1本700円もする高級品。しかし、沖縄でしか買えないと思い 購入した。
後日、このビールを飲んだ一行は あまりの味の薄さにびっくりするわけだが、それはまた別の話。
「アイス食べたい!」エッチャンが、ブルーシールのアイス屋を見つけて言う。
時間もまだあるのでアイスを購入した。
夕日の差し込む国際通り。
徐々に夜の活気が増していく。
約束の時間には少し早いが、小さな子供の大道芸を横目に見ながら駐車場に戻る。
途中、"ロビン"というお店を見つけてテンションが上がる。
「遅いよー」すでにトモオと太一が車に戻っていた。
車のキーはエッチャンが持っていたので、車の横に立って待っていた。
沖縄出発まであと2時間半もう国際通りに戻ってくることは出来ない時間に差しかかっていた。