7月の新章発売に向けて、というワケでもないのですけど、経験値や覚醒のボーナス期間というコトもあって、63~64のキャラをできるだけ育成しようと画策中です

65にいちばん近いのが古神の涼音かな

仙論の霧風と密教の清姫がだいたい同列で次席

ちょっと遅れて神典のロビンちゃんと能楽のシェルミィ、鎧のグングニール

残るは63のコたちで、軍学のマキアージュ、召喚のりぶるらぶる、鉄砲のショコラーテ、修験の雪乃

63⇒64は、なんとかなりそうですケド、7月までに65をなんとか達成できそうなのは涼音くらい

他はちょっと微妙かなぁ…

まぁ、育成自体はのんびりとやる主義なので、べつに慌てるつもりはないのです

で、新章以降の方針として、「育成難易度を緩和する」というのが、先日の公式にも発表がありました

コレ、パッと見は良い方向への変更とも取れるのですケド・・・

これまでの流れを振り返ると、諸手を挙げて歓迎しちゃって良いものなのかしらと、ちょっといぶかしんでいるのです



現状の、苦行とも言えるような育成難易度の高さは、いったい何に起因しているのか、というコトをワタシは常々かんがえます

特に、4アカ+家臣3を引っ張って、延々と雑魚NPCを狩り続けている時など、そうゆうコトをぼんやりと考えてしまいます

なぁにやってんだろ・・・ って、つい自問してしまうのです

こうゆう種類の苦行をユーザーに行わせる理由・・・ それはつまり、「コーエーによる延命策の結果」です

たとえば神秘の引きが異常なまでに属性に偏っていたり、それが取引不可だったり、廃スペックな装備や付与石の作成が業者でもなければ作成困難だったりといった仕様

たとえばレベルカンストまでに必要な、膨大にすぎる経験値の量

さらには、争覇の章から後付けされた技能覚醒の育成という筋トレ作業

こういった作業をさせるというコトは、何かにつけて課金停止をしてしまうユーザーを、なんとか繋ぎとめようとした苦肉の策だったと言えます



ノックすれば、いつかは当たりの神秘を引けるのではないか・・・

レベルカンストすれば、更なる先が見えるのではないか・・・

覚醒が完了すれば、新しい境地に至れるのではないか…

生産潜在がフルマックスに皆伝すれば、最高スペックの武具も今より少しは生産しやすくなるのではないか・・・

そういった、「あわよくばもしかして・・・」という、ユーザー側の淡い期待を刺激し続けるコトで、ユーザーのログインや課金をなんとかして繋ぎとめようとしてきたあらわれだったと言えましょう

ゲームシステムの抜本的な改善やバランス取り、旧コンテンツの賦活化といった部分をほとんど放置しておいて、にもかかわらず、それでも課金率やログイン率という成果・・・ つまり上役や株主に対する「体裁」をつくろいたかった、というコトの露呈だと言えるのではないでしょうか

本来であれば、ゲーム性の洗練とかゲームバリエーションの拡張という方向に発展させるべきトコロでした

しかしコーエーは、「日々こまめに育成し続けなければ、どんどん使えないキャラになっていってしまう作業」を、章があらたまるごとに発明し、累積させ、煩雑にしました

そのうえ、それを「カスタマイズの多様性」と読み代えさせて、以後 延々と「作業」させ続けて、ユーザーの目先を誤魔化してきた、と言えるでしょう

ゲームを創ってきた、というよりは、宿題とか日課をつくってきた・・・ というのが、正直なトコロではないでしょうか



簡単にレベルカンストされてしまったり、最高性能の武具が手に入ってしまっては、スグに飽きられてしまうようなコンテンツに堕しているから、そうやって延命せざるをえないのです

もちろんこのテの育成要素を含んだゲームには、濃淡こそあれ、レベル上げの作業はつきものです

でもこのゲームは、そのテの部分が異常なまでに肥大化し過ぎているのではないでしょうか

ビギナー~中級育成段階のユーザーでも、ちゃんと楽しめるコンテンツがほぼ壊滅状態というのは、いったいどうゆうコトなんでしょう

中級クエが終わって目録取り終えたら、あとはただひたすらレベルのカンストと覚醒の育成に精を出す作業・・・

育成を引っ張ってくれる先人と、たまたま出会えていればまだしも、そうゆう機会にすら出会えなければ、そりゃあ辞めちゃいますよね、そんな苦行ゲームw

お金払ってまで苦行したいワケじゃありませんもんね

でも、ココの運営は、そういったユーザーの現状からは目を逸らし続けて今日までを維持してきました

美味しいエサをぶら下げ、ユーザーの淡い望みを刺激し続けるコトで、どうにかこうにか10周年を迎えました

で、7月の新章では、ようやくそれが緩和されるのだそうです



コレって、「ようやくコーエーがユーザーの声に耳を傾ける姿勢に至ったのだ」と、好意的に受け止めても良いコトなのでせうか

ワタシにはそうは思えないのです

コレはつまり、「このゲームを延命する必要がなくなったから」ではないでせうか?

最後の最後・・・ つまり在庫の投げ売り状態に突入した、というコトを意味しているのではないでせうか?

延命措置を施す必要がなければ、ユーザーをいくらでも甘やかして問題ないし、どんな美味しい思いをさせたってドコからも苦情は来ないですもんね

美味しい想いをユーザーに味あわせて、なんとか課金とログイン率を繋ぎとめ、あわよくば帰参も狙って、決算期の利益確定までなんとか維持するのです

更なる美味しい神秘

更なる美味しい装備

更なる美味しい覚醒

更なる美味しい狩り場

更なる火力インフレともいえる新技能

そうゆうモノを、きわめて安易に実装させそうな気がしませんか?

有料で袋の付与が85とか、神秘の付与を恣意的に移動できるとか、経験や覚醒が2倍で獲得できるとかも、同様な気がします

それがいったいどうゆうコトを暗示しているのか・・・



言ってしまえば、その状況というのは「ホスピス」における終末医療みたいなモノなんじゃないでしょうか

末期医療を施す時に、患者には苦行を強いないモノです

ひたすらひたすら、患者を安楽にしてあげるのです

もう、その患者の未来には、終わりしかないのですもんね

まだ先がある患者には、そうゆう処方を施しません

たとえ苦痛を伴ってでも、何らかの改善を促しうる術式を施すものです



今年度末~来年末あたり、本当の末世がやってくるのではないかなぁと、末法の世を儚みつつ、それでもワタシは今日も覚醒を育てていたりしますw

んで、来年度末あたり、「信on2 颯爽と登場!」なんじゃないかなぁ・・・w

旧 信onユーザーはキャラの移行に優遇措置あり(特にPS2ユーザー)

レベル1になるケド、じゃっかん色つけてステ振り可能

こんなカンジの近未来を予想していますw

今年末にはPS4も発売予定らしいし、PS2を切ってPS3~4へと自然に移行させるエクスキュースにも好都合っぽいでしょw?

んでも、もし本当に終わりが来るにしても、オフラインでいつまでも遊べるようにしてくれると嬉しいなぁ

せっかく何年もかけて育成して、おしゃれ装備も揃えて、屋敷を整え、城下町も育成したんですもんね

最後はデータをクライアント側に全部ダウンロードして、せめて閉じた空間ででも、コドモたちにはいつでも逢えるようにはしておいてほしいものです

あるいは、クライアント同士のピアツーピアで遊べるようにしておくとかも良いかなぁ

まぁ、妄想のうえに妄想を重ねた記事ですから、そのへんご容赦を・・・w

7月の新章が、ワタシのこんな悲観的予想を裏切ってくれる会心の作であるコトを心底から祈っています

このセカイを心より愛する者のひとりとして・・・




<吉田拓郎:街へ>

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