山荘前で写真撮りまくりで、八ヶ岳と富士山を撮影。
この写真は違うかな?富士山は笠雲をかぶっていました。
今日も連休で富士山はすごい人かな?向こうからもこの山がみえてるんだろうなーって思いました。
八方尾根の方へ歩きかけて、やっぱりあの大きな五竜岳がどうしても気になって![]()
五竜岳山頂は無理でも、五竜山荘まではいきたい!ということになり、急いで地図をひっぱりだし、たろーが歩行時間の計算をしたら、なんとか行けそうだということで、方向転換。
五竜から帰りのバスを予約していたのですが、私が歩くのが遅いので、バス間に合わないかもと思いましたが、間に合わなかったら、あきらめて、ゆっくり行こう!ということになりました。
そして、さっき唐松山頂で、あの尾根を通って五竜までいくんだなーと思っていた道を行きます。
すこし進んだところでもう鎖場でした!これはまだいい方で、へっぴり腰の私は、文句タラタラいいながら大変でした。。
ほんとに怖いところは、写真は撮れなかったので、第一関門をこえたところで振り返ると、おーこんなところよくとおってきたな。と我ながら感心。
見えずらいですが、岩山の真ん中あたりにずっと鎖がつたってあって、そこを通ってきます。
でも、地図には「危」のマークがないので、「危」と書いてあるところはどんななんだ!?と思いました。。
結構鎖場長かった。。こんなところでひーひーしてたら他行けないな。。![]()
やっと落ち着いた道になりました。
そろそろ剣岳ともお別れかな?なんて思いながら撮影。
五竜岳方面の道は、森林限界ぎりぎりなのか、行ったり来たりで、森林の中、ハイマツ帯、ガレ場と変化します。
お花もいっぱい咲いていました。余裕がなくてそんなに撮れませんでしたが。。
たまにあまーいにおいがして、「んー幸せ。どのお花かなー?」って思ったりしました^^
ふと谷間の雲海が、虹色に光った気がして、もしや虹雲?!と思ったら違ったようで、空を見たら、きゃー虹雲です!![]()
写真わかりずらいですね。。画素落としてるから?
「たろちゃん虹雲だ!?きゃー見れた!」と話していると、どんどん虹が濃くなってきて、2分ぐらいで消えてしまいました。
いつも下ばかりみて歩いてるので、ほんとになんていうタイミングだったんだろう?って思いました![]()
たろーの携帯から撮った写真の方がきれいにとれてて、やっぱりこのデジカメだめだ。と再確認。。
他の方のHPで虹雲やブロッケン現象などが載っていて、いつかはみたいなーと思っていたのですが、本当に見れてうれしいです。
太陽がまぶしかったのですが、隠しながらみたら、太陽の周りもきれいだったので![]()
貝の裏側。。表現悪いですが、みたいにきれいに光っていました。
山に来て、いい景色を見ると、本当にありがとうと思います。
先へ進みます。五竜岳がすっかりせまってきました。
頂上に赤い服の人がいるのが見えました。いいなー。いつかは行くぞ!
たろーが「あー!」と大きい声を出すので何かと思ったら、雷鳥でした!
これまた見えずらいですが、手前の緑の向こう側の塊です^^;
何だか、前に白馬岳で見た時より、ぼあぼあしていて、大きい感じでした。
勝手に雛が大人になりかけか?と思っているのですが。。
ちょうど登山道にいたので、少しまっていたのですが、全然移動する様子もなく。。
お花をつっついて遊んでいました。
どうしようかときょろきょろしていたら、コマクサが咲いていました!初めて見ました。
山の女王でしたっけ?
写真ほんとはたてです。。
しばらくじっとしていたのですが、たろーがもうちょっと雷鳥に近づきたかったみたいでいきなり、「ぎーぎー!」といいながら腰を低くして、雷鳥のまねをして近づいてきました。
絶対、鳥にみえないよ。とその後ろ姿を見て、思いました。
先を急ぐので、少しずつ前に進んでいくと、雷鳥が登山道を進んでしまうので、ちょっと悪かったなと思いましたが、ちょこちょこと歩きながらすごい速さで登山道を登っていくので、いいなーって思いました。。
振り返ると結構来たんだなーって思いました。右の山が唐松岳かな?わかってない。。![]()
また先に進むと標識が!帰り道の遠見尾根が出てきました。
五竜岳山荘の先が遠見尾根かと思っていたので、山荘による気力も時間もなく、遠見尾根へ。
左下は五竜山荘の屋根です。あー次五竜岳に来るとき、こんなところ通るんだな。行けるかな?と心配に。でも頑張るぞー!
さっきの標識から、少し上がると白岳です。
下は、遠見尾根がずっと見えます。
かなり下の方なので、あんなとこまで下がれるのかな?と思い、また、もっと下は雲の中なんだなーって思いました。
白岳からは、鹿島槍が見えました。ガイドブックでは何度も見て形は頭に入っていたので、おー見れた!と思いました。
ここから一気に下ります。結構きつい傾斜で、鎖もありましたが、慣れてる方は鎖使わないでどんどん下っていて、まだまだ未熟だなーと思います。
たろーと「いつか俺達もあーなれるかね?なれればなるかね?荷物がなければできるかね?」とか話していますが、結論はたぶん慣れても荷物なくても無理だろうという結論がでます。。
遠見尾根は、西遠見山、大遠見山、中遠見山、小遠見山と縦走です。
そんなに高い山ではないから、大したことないだろう?と思っていたのですが、その割に歩行時間が、4時間5分と長いので、気になってはいたのですが。。
辛くて辛くて、もうだめだ、もうだめだ。といいながら歩いていました。
一番だめだったことは、最初に約3時間の八方へ帰るはずが、五竜方面へ出たことで、水が足りなくなってしまいました。。
五竜山荘で買う予定が、それを忘れて、そのまま帰ってしまいました。。
暑いし、どんどん飲んじゃって。。
途中で、何度かすれ違ったパーティーの方に、水場があるか聞いたら、下までないとのこと。水がない話をしたら、申し訳なかったのですが、水を分けてくださいました。
本当に助かりました。。
もっとちゃんと計画しないとだめだなと反省です。
帰りのバスは2時だと勘違いしていて、ぎりぎりかも!と思っていたら、たろーが3時でしょ?というので、なんとかバスには間に合うなと思いましたが、本当に疲労困憊です。
遠見尾根は結構整備されていて、階段が多いので、結構きつかったです。。
たろーに話しかけると、限界みたいで「話しかけないで」と黙々と登っていきます。
途中で「頑張れば、お風呂に入ってお昼食べてからバス乗れるよ」と私がいったので、それからは黙々と少しスピードアップしていたので、風呂入りたいんだなーと思いました。
途中は全然、写真撮る気力がなく。。
ロープウェイのあるアルプス平まで、45分の標識が出てきてやっと元気が出てきました。
頑張って歩いていくと、町が見えてきましたー!
山の帰りで、こんなに町が見えたことがうれしいことはなかったです。
そしてさらに黙々と下ります。
この辺りからは、観光客がいっぱいいます。
看板の向こう側は、行きで通った八方です。あっち側からきたらどんなに楽だったかなー?と何度思ったことか。。
13時45分にアルプス平に到着。
今回は勉強になった山行でした。
筋肉痛がすごくて、駅の階段もぎこちなく。。













