調停のなかには、“現地調査”っていうのがある。
私は、これが紛争処理解決の中で一番重要だと思う。
いくら調停は歩み寄りの姿勢が大事だとは言え、
根本的な所の白黒がついていなくては歩み寄れないから。
私は、かなりの数の不具合を画像やその場所を図面におこし証拠として
提出したので、それを実際に現地調査をしてくれる人に確認してもらうのが一番だと思っていた。
現地調査は調停委員の建築士が担当した。
(調停前の専門家相談の時の弁護士は、別に調査員がいると言っていたが)
結論としては、
現地調査とは一体なんだったんだろうと思う。
調査と言えど、持参したのはスケールとし小さい水平器。
そして、10分時間に遅れた。(誰にも連絡なし)
特に、不具合の原因や理由を説明されることも無く。
やたらと「手作りだから」の連発。
そして、床下も見ると言ったのに、時間だからと言って床下収納部分から頭を入れただけで、
「きれいですね」って・・・・・うちのヤバいところはもっと先なんだけど。
我が家には、確認という名目で住宅会社の現場監督が何人も何回も来た。
家を設計した建築士ではないが、建築士も来た。
そして、補修をしに来た大工と、メンテナンスからの大工も来た。
大工は、家の隙間をみて、「これは言ったほうがいいよ」と
床を手で触って、「なんか変な感じにゆがんでる」と言った。
も一人の大工は、突き上げのフローリングの継ぎ目を触って
「これは、ビスの角度が悪いな」と
水平でない押入れの段の下をのぞいて
「受けるとこにも隙間が空いてるよ」と
何度確認に来ても、原因も理由も判らない現場監督や建築士がいる。
やはり、実際に施工をしている大工のほうが
経験上、施工の良い悪いも判断でき、その原因もわかるのだろう。
大工が言っていた「直すにしても原因がわからなとダメだよ」と。