近ごろ不眠症のMrs.Robertsです。
K1ビザって何やねん。
K1ビザとは婚約者ビザ(フィアンセビザ)のことで、アメリカ国籍者と婚約している外国籍の婚約者のためのビザです。
米国に入国した日から90日以内に米国籍の婚約者と結婚することを条件に発給されるものです。
アメリカに居るアメリカ人と結婚して、アメリカで暮らすには私が知る限りでは2通りあります。
①彼に日本に来てもらい、日本で婚姻届を出す
→グリーンカード申請
→グリーンカードが届いたら渡米
②彼にフィアンセビザ(K1ビザ)を申請してもらう
→ビザ受領後に渡米
→K1ビザの期限までにアメリカにて婚姻届を提出する
→グリーンカードの申請をする
①の方が簡単そうに見えるけど、実際はグリーンカード申請して受領するまでに1年以上かかるらしい。(時期によって、人によっては早かったり、もっとかかったりするそうな)
料金はK1ビザに比べて断然安い。
②は6ヶ月くらいで受領できるが、K1ビザを申請・受領した後にグリーンカードの申請をしなければいけないので、余計に料金がかかる。
私達は1年以上も待てなかったので、K1ビザを申請することにしました。
K1ビザを申請するには、まずアメリカ人側にUSCISに書類を申請してもらう必要があります。(Form I-129F)$535
この書類がまた面倒くさい
内容は計13ページにも及ぶ2人の個人情報。
私達は2ヶ月アメリカに居た時に一緒に作成しました。
約3ヶ月後にアメリカの大使館からA4サイズの厚手の封筒に、面接の持ち物などが記載された書類とI-129の承認スタンプが押されたものと、手順が書かれた用紙が届きました。
そこからは、忙しい、忙しい。
まずは、健康診断を受けに行かなければなりません。
この健康診断は指定された場所に行かなくてはならないのですが、東京2ヶ所と沖縄と神戸だった気がします。
私は神戸が一番近いので、神戸で検診を受けました。
検診といっても身長、体重、聴力、血液検査、X線と後は問診くらいでした。ワクチン接種もこの時に一緒にしてもらいました。
私は“おたふく”と“成人破傷風ジフテリア百日咳”を打つ必要があったので、この健康診断で¥45,520支払いました。
〈内訳〉
診察料 ¥29,000
おたふく ¥6,000
ジフテリア ¥10,000
送料 ¥520
この健康診断は約2週間程で届きました。
この中に大使館面接用の黄色い封筒が入っているのですが、これは大使館での面接時に提出するようなので、開封厳禁です。
後は、戸籍抄本を入手し、警察本部に犯罪証明書を発行してもらう必要があります。
そして、面接予約をします。(DS-160)
面接では、その場で合否が言われます。
申請から渡米まで約半年でした。
私は渡米前日まで仕事をしていたので、ソワソワしつつも、あっと言う間の半年でした。
この半年間は出来るだけ家族に会ったり、友達に会うようにしました。
渡米してから8ヶ月が過ぎようとしていますが、新しい家族に恵まれ、ホームシックには一度もなっていないので、夫にいつも「家族に電話した?」としつこく言われています。
それでは、また!