前回の投稿で、とりおんのLCGバッテリ(厚さ:18mm)を使ってみて、残念ながらストックバギーにはパンチが足りなくてタイムが出なかった話をしました。

 

 

なお、バッテリーは、LiHVと言われる高い電圧(8.7V)で充電する物ですが、実際の走行はレースのレギュレーションに合わせて、LiPoバッテリの上限電圧(8.4V)で充電しています。

 

LCGバッテリに限らず、バギーを走らせていて体感しているのは、(テレメトリで見ている)バッテリの電圧と走行時の「パンチ感」は、ほぼ比例する感じです。すごく感覚的な記載なのですが、

  • 8.4V - 8.2V: かなり元気よく動く。逆に特性が違いすぎてフィーリングが合わないこともある。ただし、この電圧はせいぜい1,2周程度
  • 8.2V - 8.0V: 一番おいしい領域。ベストタイムが出るのも大体この電圧の時。
  • 8.0V - 7.8V: 徐々にパワーオフを感じる。大ジャンプは上手に助走しないと飛びきれなくなる。出来ればこの領域は使いたくない。

と言うことで、実際の電圧を測ってみた

走行結果ではほぼ「NG」が出ているLCGバッテリーですが、高いお金を出して買った物なので諦めきれずに、簡易的な方法ですが、充電器の放電機能を使って測定してみました。

 

その結果が冒頭のグラフです。縦軸: 電圧(V) / 横軸: 放電容量(mAh)です。

 

今までの経験でつくパーで5分間走らせると、大体1000mAh〜1200mAh程度消費するので、大体そこまでの数値を測定してみました。

 

残念ながら、グラフを見ての通り、LCGバッテリーの場合には電圧の低下が早く、常に0.1V程度低い電圧で放電が進んでいく感じです。まさに体感の「パンチが無い」という状態をデータ裏付けた形になりました。

 

と言うことで、重ねて残念な結果ですが、データ上もストックバギーにはLCGバッテリは不向きという事がよくわかりました。

 

ただ、グラフにある通り、HV充電(8.7V)する事で状況はかなり改善するので、レースのレギュレーションが無ければ魅力的な選択になると思います。

実際に走らせた感想も、バッテリが軽くなることで動きが機敏になって、運転して楽しいのはLCGバッテリーでした。さらに、モデファイのカテゴリになるとフルスロットルになる機会はほとんど無いし、この動きの軽さはすごく魅力だと思うので、LCGという選択肢は十分ありと思うことを最後に追加しておきます。

 

おしまい。

 

2021/06/15 追記

追試もしました。