しだれ栗自生地への道は小野酒造店の近くの


車1台通れるかどうかの川沿いの道を入っていきます。


途中までは細い山道でしたが


森林公園に近づくにつれ整備された二車線の道路になりました。


森林公園の駐車場に一旦車を停め総合案内所へ行き


しだれ栗の自生地の場所を伺うと


ちらしを下さって車を停められる場所も教えて頂きました。



ここではキャンプやマレットゴルフができるようです。



来た道を少し下った案内板の前にその場所はありました。




教えられた案内板の前の空き地に車を停めロープの前まで歩いてみました。



この斜面一帯がしだれ栗の自生地。



辰野町のHPによると約900本のしだれ栗が群生し

大正9年に国の天然記念物に指定された由。


自生地を守るローブに沿ってせせらぎが流れていました。




明らかに普通の栗の木とは枝の様相が違うことがわかります。


この枝垂れた枝は子どもが栗の実を取りやすい様に

弘法大師が枝を下げてくれた故だとか

天狗が腰掛けたためだとか色々な言い伝えがあるようです。

今はもう花が咲いて枝の様相はわかりにくいですが




こんな枯れた木を見ると不思議な枝の形容がわかります。


亀石?と思われるような不思議な石も。



枝を使った芸術作品も飾られていました。




道路の周りには大きな杉の木がしだれ栗自生地を守るように植えられています。

道路側からしだれ栗を撮ってみました。





「自然を大切に
とるのは写真のみ
残すのは足跡のみ」

この立て札の何気ない文言が心に沁みました。


全ての人がこの気持ちを持って自然を大切にしてほしいもの

と思いつつ自生地を後にしました。