日にちが前後してしまいましたが今月13日に日の出町の京屋さんへ。
実家のお蔵にあった祖母や母の着物や帯等を
どうするのが一番良いか相談させて頂きました。
着物はどうしても二女には小さすぎるので道中着や羽織に
本袋帯は重いので半分を使い名古屋帯に。
真ん中の緑の帯地には(写真撮り忘れましたが)雀の日本刺繍があり
それまで気づかなかったのですが
もしかしたら母か祖母が刺繍したものかもれないという話になりました。
そして博多帯は、京屋さんが仰るには今とは物が違うとのこと。
ただ、着物もそうですが帯も今のものと比べると短いのです。
その理由は昔と今とでは体格が違い身長も低かったためと言う事は容易に推測できますが
帯が短いのは締め方が今とは違ったことが関係しているようです。
今回、京屋さんに見て頂いてもう1つ分かったことがありました。
祖母のグレーの博多帯にはお太鼓にしていたと思われる部分に色焼けが見られ
そこからお太鼓を小さく締めていたことが推測されました。
今回持ってきた名古屋帯のいくつかに垂れの部分の柄行きが
逆になっている物があり不思議に思っていましたが
京屋さんによると古い帯の特徴なのだそうです。
二本とも垂れの模様が逆になっています。
これも帯の結び方が違ったためのようです。
この紫の帯の裏の模様が何とも言えず素敵なので
ほどいて半幅帯にしたら良さそうと思われましたが
残念なことにこれは垂れの部分だけにしかありませんでした。
そこで帯地にこれをパッチワークのようにしてみるのも良いかもしれないとご提案頂きました。
青の雀の刺繍の帯も何とか利用できれば良いと思っています。
1度に全てを直すのは大変なのでこちらを含めて
帯4本と着物や道行きもいくつか持ち帰り
またの機会に考えることになりましたが
昔と今の着物や帯の違い等、色々とお勉強になりました。
また持ち帰った物のいくつかは着物として着るよりも
洋服にリメイクした方が良いと提案して頂き
袖の袂を断ち
あと幾つかリメイクする予定です(*^^*)