5日から7日までの3日間、京都南座で開催された

 

舟木一夫さんのシアターコンサートは連日満員のお客様で幕を閉じた由。

 

お天気も良かったようで何よりでした。

 

 

私は断念しましたが

 

お出かけになられた東京や関西のお友達からの早速のご報告や

 

同好の士のブロ友さん達のブログで

 

その雰囲気を堪能させて頂きました。

 

 

そしてお友達からは時を経ずパンフレットを送って頂きました。

 

6日のコンサート終了後、すぐにポストに投函して下さったそうで

 

7日には手元に届きました。

 

その細やかなお心遣いは感謝の念に耐えません。

 

有難うございました(*^^*)

 

 

パンフレットを眺めつつその曲名に心踊らせています。

 

京都のコンサートでは歌われる頻度が高い

 
『逢う瀬』『京の恋唄』
 
お着物で歌われるとこの歌に描かれた古都の風情が
 
より深く会場内を満たしたことでしょう。
 
 
大好きな『紫のひと』は久しぶりの選曲のような気がします。
 
『紫の人』を聞くと今も思い出す大学の頃のちょっとした出来事があります。
 
3年生になると大学構内にある寮に入れたのですが
 
1、2年生は少し離れた場所にある寮から電車とバスを乗り継いで通っていました。
 
ある朝のバスの中での出来事なので1年生か2年生の頃だったでしょう。
 
バスに乗り継いですぐにE・H・エリックさんがパーソナリティを務めていらした
 
ラジオの音楽番組が流れてきました。
 
すると、エリックさんが
 
「舟木一夫さんで『このいとの人』」
 
と紹介されたのです。
 
エッ??新曲?と一瞬思った私^^;
 
でもすぐに「ああ『紫のひと』ね(^^ゞ」と思い至り
 
舟木さんの歌が流れた嬉しさと同時に可笑しかったことを覚えています。
 
”紫”という字を分解すると”此”と”糸”になりますよね。
 
エリックさん特有のギャグでした(^_-)-☆
 
そして
 
『親不孝通り』
 
 

 
昨年暮れの浅草公会堂でのサンクスコンサートでも歌われました。
 
その折、パンフレットの中から出て来た思いがけない物については
 
年が明けてから落ち着いて書こうと思っていたのですが
 
元日の地震があり気持ちも落ち着かず遅くなってしまいました。
 
今回もスタンディングでこの曲を歌われ
 
お友達からこの舞台のことを話されたと伺いました。
 
パンフレットに挟まれていた物とは
 
 
 
 
このお芝居を企画された松浦企画からの2通の封書でした。
 
 
1通目には
 
 
 
領収書と
 
 
 
 
松浦竹夫先生の丁寧なお手紙が添えられていました。
 
 
お手紙にあった通り12月初旬に届いた2通目は書留郵便で
 
 
 
 
チケットが入っていました。
 
普通郵便の料金が20円、書留でも120円だったことを思えば隔世の感がありますね。
 
今でこそ郵便も荷物も翌日届くのが当たり前になりましたが
 
昔は郵便や荷が届くのは5日から1週間ほどかかっていたようにも思います。
 
ある時期から各社競うように配達期間が短くなり
 
それはそれで便利な時もあり、有り難いとは思いつつ
 
昔の記憶があるので、郵便局も宅配便業者もそんなに頑張って
 
自分の首をしめることにならなければ良いけれどと思うこともありました。
 
受け手の方にも早く届くのが当たり前という気持ちが出てしまうのは世の常。

全てに速さが求められるのはいつも追いかけられているような

忙しなさを感じます。

”待つ”時というのもそれほど悪いものでは無いのではないかしらと
 
そんなことを思うのはやはり年だと言うことでしょう。
 
閑話休題(^^ゞ
 
 
さて、チケットを見ると観劇したのは2月4日だったようでした。
 
この時分にはもう就職も決まり3月18日の大学の卒業式を控えて
 
東京を離れる約1ヶ月前のことだったのだなあと感慨深いものがあります。
 
 
パンフレットによると公演は2月3日から22日。
 
見開きの掲載された松浦竹夫先生の御挨拶には、この公演にかける
 
並々ならぬ意気込みが綴られていました。
 
 
 
 
 出演者は
 
主演の舟木一夫さん、美輪明宏さんはじめ
 
山田吾一さん、天津敏さん
 
そして山内賢さんも共演されていました。
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 
 
 
 

 

 

思えば50年も前のこと。
 
パンフレットを見返してみても内容も所々しか覚えていないのが本当のところです(^^ゞ
 

 

『俺が死ぬ日』『親不孝通り』のB面でしたから覚えていますが
 
 
 
 
美輪さんが歌われた『本牧情話』は失礼ながら記憶がありませんでした。
 
 

 

でも愛する時も死する時も』の歌は今でも何故か覚えていて歌えるのです。
 
  
 
 
切り抜いてあった新聞の少し辛口の劇評は朝日新聞だったかと。
 
 
 
大学卒業前の慌ただしさの中での観劇は
 
 
遠く淡い青春の日の想い出です。